賃貸仲介業の種類とは?年収アップを目指す転職メソッド
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不動産業の中でも、一般の人にも知られている仕事が賃貸仲介です。
賃貸物件を紹介し、契約につながると売り上げになります。
では、どのような種類の賃貸仲介業があるのでしょうか。
また、年収はどの程度でステップアップは可能なのでしょうか。
今回は、年収やステップアップの方法について解説します。
賃貸仲介の種類や年収はどれくらい?
賃貸営業には主に「客付け仲介」「管理仲介」「自社仲介」の3つに分けることができます。
客付け仲介とは、空いているお部屋を紹介して契約へとつなげる仲介業のこと。
仲介手数料といった売り上げを上げることができます。
管理仲介とは、簡単に言うと管理業務の一環です。
賃貸マンション管理において、空いた部屋を管理している会社は、客付け物件よりも優先して部屋を埋めようとします。
というのも、早く空室を埋めることを不動産オーナーに求められていますので、管理物件の入居を優先的に進める傾向にあるのです。
管理仲介の場合も、部屋の契約が決まると仲介手数料を得ることができます。
最後に、自社物件の仲介です。
不動産会社の中には、自社で賃貸物件を所有しているケースも少なくありません。
その物件を、仲介することを自社仲介といいます。
他の2つと異なる部分は、賃貸仲介手数料が発生しないことです。
仲介ではなく貸主という立場になりますので、仲介手数料がかからないといった点が自社仲介の特徴です。
このような賃貸仲介業ですが、営業マンの年収はどの程度なのでしょうか。
あくまでも目安ですが、賃貸仲介の営業マン、特に客付け仲介の年収は300万円から500万円といわれています。
賃貸仲介の場合、年収600万円を超えると高収入の部類に入ります。
賃貸仲介の年収を上げるには?
約300~500万円が平均年収といわれている賃貸仲介業ですが、「歩合が多い会社を選ぶ」ことで、年収を上げることが可能です。
非常にお客様が多く、賃貸仲介が快調な場合、歩合が多い会社のほうが年収は上がりやすい傾向にあります。
歩合は、売り上げに応じた給料形態なので、売り上げが上がれば売り上げに比例して給料は上がります。
しかし、売り上げが上がらなければ、固定給の人よりの低い給料になってしまいますので、きちんと稼げるかどうかの判断はとても大切です。
賃貸仲介から売買仲介へステップアップすると年収も上がる
賃貸仲介よりも売買仲介のほうが成約時に入るお金が巨額なので、仮に転職してステップアップすれば年収を上げることができます。
賃貸仲介でお客様一組から得られる売り上げは、家賃の一か月分程度です。
しかし売買仲介は、売買物件によっては一度に何百万円もの売上も上げることができます。
さらに、固定給ではなく歩合給を重視している会社であれば、頑張り次第では普通のサラリーマンでは得ることができないほどの年収を得ることも可能でしょう。
ただし、年収が良い分、売買仲介は土地などの専門知識も必要です。
また、お客様との信頼関係を築くために、賃貸仲介のときとは違った知識も必要になります。
まずは賃貸仲介で経験を積み、知識とスキルを身に着けて売買仲介へステップアップすることを目標にしましょう。
まとめ
賃貸仲介と一言で言っても種類があり、それぞれの特徴は異なります。
多くの会社で客付け仲介を行っているので、不動産業への転職を考えているなら、とくに未経験者は客付け仲介を視野に入れると良いかもしれません。
賃貸仲介で経験を積み、売買仲介へステップアップすれば、年収アップも夢ではないでしょう。
ただし、売買仲介はより深い専門知識とスキルが必要になるため、多方面から知識を吸収し、自身の成長に活かすことが大切です。
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