「学歴なし・経験なし・資格なし」でも不動産業界には転職できる?
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2020/2/7更新
転職サイトで不動産業界の項目を見てみると、よくあるのが『学歴不問』、『経験なしからでもOK!』、『資格なしでも大活躍』といったフレーズです。
気にはなっても『そんなに上手い話があるだろうか?』と疑問を抱いている人に、不動産業界への転職についてまとめてみました。
景気に左右されにくい不動産業の安定性
まず不動産業界自体に悪い印象を抱いている人もいるでしょう。
ノルマが厳しい、繁忙期が過酷、これらのイメージは当てはまっている部分もありますが、しかし、逆を言えばそうでない仕事などほとんどないのが現状です。
むしろ、ルーティーン営業中心の会社であれば拘束時間が過酷になることも少ないといえるでしょう。
『会社による』というのが正確な答えではないでしょうか。また、不景気になれば土地は売れないと考える人もいます。
しかし、巨大な物件は購入されにくくても、賃貸や中古物件の需要は常に絶えないのが不動産業です。
不景気でも学生アパートなどは変わらずに需要があり続けます。むしろ、不動産業界は景気に左右されずに仕事ができる数少ない業界の一つなのです。
不動産業に必要なのは学歴よりも人間力!
では、不動産業では経験や学歴が重視されず、転職した後でも公平な条件で仕事に打ち込めるのは本当なのでしょうか。
結論からいえば本当です。それは不動産業の仕事内容と大いに関係しています。営業していくには、数字に強かったり事務能力に長けていたりするほうが有利なのは事実です。
しかし、不動産業でもっと大切なのはお客さんから信頼を得る力です。
良い大学を出ていても語学力に長けていても、お客さんから信頼されない営業マンでは不動産業では成果を上げにくいです。
不動産業では一度お客さんと出会えば一生の付き合いになる可能性もあります。
『この人なら自分の人生を任せてもいい』、そんな風に思ってもらえる人間力が不動産業で成功する重要な要素と言えます。
実力重視なので職歴も関係ない
多くの会社では年功序列という制度が存在します。年齢を重ねただけで役職を与えられる社員がいる一方で、力があっても若いというだけで平社員として酷使されている社員もいます。
そんな慣習に理不尽を感じる方は不動産業への転職を検討してみてはいかかでしょうか。
不動産業にはもともと中途採用者も多いため、キャリアを重視する意識が薄い傾向があります。
結果さえ残していけば中途採用者でもすぐに昇給や出世を見込める夢のある業界です。
年齢や学歴など関係ないので、自分の実力に見合わない待遇を会社で受けていた人ほど、転職してからのびのびと仕事ができるようになるでしょう。
不動産業界は、実力主義で高い向上心を持って仕事をしたい方を歓迎してくれるでしょう。
不動産業界での活躍
経験なしでも資格なしでも活躍できますが、向いている性格を挙げるとすれば人と接することが好きな方です。
不動産業界では成功するために数字が必要とされますが、数字のためにお客さんのことを考えられない営業マンからは自然と人が離れてしまいます。
人が物件を借りたり購入したりするということは人生の大きな決断です。
そして、そのお手伝いをする不動産業は責任重大な仕事であり、お客さんのことを親身に考えられる人でなければなりません。
お客さんの幸せを自分のことのように喜べる人なら、やりがいを持って仕事に取り組むことができるでしょう。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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