不動産業界への転職ポイント！不動産賃貸と売買の違いとは

未経験で不動産業界への転職を考えている場合、具体的な業務内容がわからなくて不安になる方も多いのではないでしょうか。

大きくわけても、不動産賃貸と不動産売買の二つがあり、業務によっては資格が必要になることもあります。

今回は、不動産賃貸をピックアップし、不動産売買と比較しながら業務内容をご説明していきます。

不動産賃貸の特徴と業務内容とは

・賃貸物件管理業務

オーナー様からお預かりしている賃貸物件の共用部分を清掃したり、お部屋の修繕や設備の修理手配を行ったりする業務

・リフォームやリノベーションの提案業務

地域や時期のニーズを調査し、入居率向上のために提案を行う業務

・家賃の回収代行業務

オーナー様の代理として、入居者から家賃回収を行い精算する業務

・入居者管理業務

「水漏れしている」「隣の部屋がうるさい」などの入居者の困ったことに対応することで、入居している方に気持ちよく住んでいただくための業務

・斡旋

お部屋や店舗・事務所などを探している方への物件紹介や案内・契約などの業務

他にもさまざまな業務がありますが、上記業務がメインです。

特徴は、様々な職業の方や幅広い世代の方たちと接することや、1件の取り扱い金額が数万円から数十万円で不動産売買に比べてこなす件数が多くなること。

不動産の知識に自信がなくても、お部屋の案内業務からスタートすることで徐々に慣れていき、不動産知識を身に付けられることです。

不動産売買との違いは？

不動産賃貸と不動産売買の業務内容のもっとも大きな違いは、仕事に必要な知識量です。

不動産賃貸で必要な知識は、賃貸借や設備に関わるものなどがメインで不動産売買は、大きな金額が動くことや法令関係が絡んでくることもあり、相応の知識が必要です。

必要な知識は、民法や建築基準法など「土地・建物」が関係する法律関係と建築に関係するものや住宅ローンなどの借り入れ関係のもの。

マイホーム購入などの「一生に一度の買い物」に関わるのですから、プロとしての仕事が要求されるのは当然ですよね。

不動産業界未経験者は賃貸がおすすめ？

まず、結論から言うと不動産賃貸・不動産売買どちらもおすすめです。

専門知識が必要な不動産売買ですので、未経験の方が向いていないと思ってしまいがちですがそんなことはありません。未経験でも「学ぶ姿勢」があれば不動産売買でも問題ありません。

これは、不動産賃貸でも言えることですが大事なことは気持ちです。インターネットで調べたり、知人から話を聞いたりして情報を集め興味を持ったのが売買か賃貸かで決めましょう。

面接で重要視される部分でもあるので、「何がやりたいのか」をきちんと理解することが大事ですよ。

不動産業界で働いていて良かったと思う時

＜不動産賃貸担当＞

お部屋を探している方から…

・希望通りの部屋です

・何度も案内してもらって苦労させたけどありがとう

入居している方から…

・前の不動産会社は修理の対応してくれなかったのにもう対応してくれたの？

・家族が増えたので引っ越したいけど次の部屋も担当よろしくね

・マイホーム買いたいけど紹介できる？

オーナー様から…

・いつも清掃や入居者対応ありがとう

・リフォーム（リノベーション）提案のおかげで満室だよ

・もう一棟建てたいけど管理斡旋してくれるかな

＜不動産売買担当＞

・マイホームを探して数年経つけどやっと希望通りの家がみつかった

・知人がマイホーム探しているけど担当してくれるかな？

・相続する予定があるけど相談に乗ってくれる？

・希望通りの金額で売却してくれてありがとう

などのお客様からいただいたお言葉です。

まとめ

今回は、不動産賃貸業務の特徴や内容・不動産売買との違いをご紹介しました。

生活にかかせない「住まい」だからこそ厳しい目で見られますし、プロとしての知識も要求されますが「やりがい」のある仕事ですよ。

未経験だと不安もあるでしょうが、まずは面接だけでも受けてみてはいかがでしょうか。