不動産営業はイケメンが有利！？顔の造作よりも大切な見た目とは

不動産に限らず、営業職に関して「イケメンや美女が有利」「顔がいまいちだと採用の確立が下がる」と思っている方が少なからずいるようです。

たしかに見た目はその人の印象を大きく左右する要因ですし、当然、採用担当者も“人”なので、好印象の方と一緒に働きたいと感じるでしょう。

しかしながら、ここでいう“好印象な見た目”とは決して顔の造作ではありません。

今回は、不動産業を含め、営業職に本当に必要とされる“見た目”の話をしていきます。

そもそも不動産営業にイケメンや美女は多いの？

もちろん、不動産営業をしている方にも顔の造作が整っている方はいます。

しかし、当たり前ですが働いている方のすべてがイケメンや美女と称される方ばかりではありません。

そもそも、イケメンや美女というモノサシは人それぞれなので、私が思うイケメンとあなたが思うイケメンは全然違うかもしれないですよね。

そうなると、なぜ不動産営業にイケメンや美女が多いと思われているのかが気になるところですが、それはおそらく営業職ならではの特徴が関係していると考えられます。

お客様と直接顔を合わせる営業職は、いわば企業の“顔”。

自社を売り込むためにクライアントのもとへ足を運び、商品を売り込んだりお伺いをしたりと、社外のあちこちへ出向くことも多いですよね。

ときには相手の視座に立って物事を捉えなくては、成約につながらないこともあるでしょう。

営業職は丁寧で細やかな対応を求められる反面、周りをいい意味で巻き込む豪胆さも求められる仕事なので、自分に自信があり、堂々としている方が自然と集まっていく傾向があります。

とくに不動産業は競争の激しい業界なので、その傾向が顕著です。

がむしゃらに頑張って数字を伸ばしたり貪欲に知識を身に付けたりと、現状に満足せず自らを高める方法を模索する方も少なくありません。

また、仕事ができる営業ほど服装や身だしなみにも気を使っています。

このように、自己投資を惜しまず、自分を内面から磨き上げることで身に付く自信や格好良さや綺麗さが、不動産営業にイケメンや美女が多いと思わせる要因なのかもしれませんね。

不動産営業はイケメンや美女が有利…なわけがない

顔の造作と営業成績がイコールでつながると思っている方は、すぐにその考えを捨てましょう。

顔の造作がいいから次々に成約が取れると思うなら、それは営業職を軽視しすぎています。

もちろん、お客様も人なので好みのイケメン（または美女）が担当になると嬉しく思うでしょう。

とはいえ、いくら顔の造作が整っていても、スーツはしわくちゃで、汗のニオイがして、髪がぼさぼさで、無精ひげがそのままと、身だしなみにまったく気を使っていない方を好ましく思うでしょうか。

信頼できる、仕事を任せたい、と思うでしょうか。

答えは「いいえ」のはず。

顔の造作が整っていると、それだけで大きな武器になり得ますが、それ以上に大切なのは「しわのないスーツ」「汗臭くないワイシャツ」「磨かれた靴」「きれいにまとめられた髪」などから漂う「清潔感」です。

たとえば、イケメンなのに身だしなみが残念なAさんと、特別イケメンではないが身だしなみがきちっとしており清潔感のあるBさんがいたとします。

どちらもコミュニケーションスキルに長けており、専門的な知識やスキルを身に付けた優秀な営業担当者だった場合、どちらのほうがより良い印象を持たれるでしょうか。

多くの場合、Bさんのほうを好ましいと感じるはずです。

顔の造作は生まれながらのものなのでどうにもできませんが、服装や身だしなみはいくらでも努力できます。

また、明るい性格、誠実な人柄、真面目で努力家など、顔の良さよりも内面こそが大きな武器になると知りましょう。

内面を磨き、外見にも気を使える方が、本当の意味で営業職に向いていると言えるでしょう。

まとめ

顔の造作による影響はゼロではありませんが、それよりも営業職に求められるのは清潔感です。

お客様と顔を合わせる機会が多いからこそ、常に服装や身だしなみに気をつかうべきですよね。

不動産営業への転職をお考えの方も、今一度自分の服装や身だしなみをチェックしてみてください。

イケメンだろうと、そうでなかろうと、不動産営業として戦う舞台は同じです。

内面の良さをまっすぐに見てもらえるように、服装や身だしなみに気を付けて、転職活動に望んでくださいね。

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