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転勤や進学、1人暮らしを始める際に、不動産会社の店舗を訪れて、賃貸物件を借りた経験のある人も多いのではないでしょうか。

賃貸物件を探す際に、店舗のカウンターで部屋を紹介してくれたり内見の案内をしてくれたりするのが賃貸仲介の営業担当者ですが、それらだけが賃貸仲介の仕事ではありません。

この記事では、不動産の賃貸仲介業への転職や就職を検討している人に向けて、仕事内容ややりがい、年収などについて詳しく解説していきます。

前回の売買仲介の業務についての記事をまだご覧になってない方はこちらの記事もぜひご覧ください

賃貸仲介とは

賃貸仲介とは

不動産の賃貸仲介には、部屋を貸すオーナー(貸主)と、部屋を借りる入居者(借主)がいますが、貸主から部屋の入居者の募集を依頼される不動産仲介業者は「元付け」、入居者からの部屋探しを依頼される仲介業者は「客付け」と呼ばれています。

不動産業者は賃貸仲介の契約をまとめた際、元付けの場合は貸主から、客付けの場合は借主から、仲介手数料を受け取れます。

仲介手数料の上限は原則としてそれぞれ家賃0.5ヶ月分です。

貸主と借主、両方の仲介を1社で引き受けた場合は「両手仲介」となり、それぞれから仲介手数料として家賃の0.5カ月分ずつを受け取れます。

これを合わせると最大家賃1ヵ月分の仲介手数料を得ることが可能です。

ここでは、賃貸仲介における元付け仲介と客付け仲介、両方を1社で受けた場合(両手仲介)の仕事内容について説明していきます。

元付けのみ、客付けのみの仲介賃貸の場合は、それぞれの片方の手続きだけです。

<賃貸仲介(両手仲介)の仕事内容>

賃貸仲介で、両手仲介を担う際の主な仕事の流れは、以下の通りです。

1.オーナー(貸主)から部屋を貸し出す依頼を受ける。

2.部屋を貸し出す条件を設定して、入居者を募るための募集広告を出す。

3.入居希望者が現れたら、内見案内をする。

4.入居希望者から申込書を受け取り貸主に連絡する。

5.保険や保証の加入など、賃貸契約に必要な手続きをする。

6.重要事項説明をして賃貸契約を締結する。

7.入居日に借主に鍵を渡す。

賃貸する物件に入居する借主に対して、契約前に重要事項説明をするためには宅建士の資格が必要です。

宅建士の資格を持っていなければ、社内で宅建士を持っている他のスタッフに行ってもらえば問題ありません。

それ以外は、賃貸仲介の営業をするために必要な資格はないので、不動産関連の資格を持っていなくても、業務をこなすことが可能です。

実際に不動産賃貸仲介業に就きながら、宅建士の資格取得を目指して勉強している人も多数います。

賃貸物件の管理の仕事について

賃貸物件の管理の仕事について

賃貸仲介の元付け業務の仕事には、賃貸物件のオーナーである貸主から委託される管理業務が含まれることがあります。

賃貸物件の管理業務には、以下のようなものがあります。

・家賃の集金および滞納の場合の対応

・部屋の設備などの故障、不具合の対応

・入居者からのクレーム処理

・入居、退去時の立会い

・退去後の原状回復工事対応

これらの業務を管理会社に委託している貸主や、自ら管理業務をしているオーナーもいますが、賃貸仲介会社が請け負っていることも多いです。

よって、賃貸仲介業に就いた場合は、これらの業務も仕事に含まれることがあります。

売買仲介営業の仕事の大変さ、やりがいについて

賃貸仲介業の営業担当者の仕事は、どのような点が大変だったりやりがいがあったりするのでしょうか。

<賃貸仲介業の大変なところ>

賃貸仲介業は、多くの場合、部屋のオーナーである貸主と入居者である借主の両方と、契約の交渉や入居中のやりとりの際にかかわります。

そのため、賃貸契約を結ぶ際に貸主と借主との条件のすり合わせをする必要があることはいうまでもなく、借主からの入居中の室内の不具合やクレーム対しても、意向の異なる両者の調整をしなければなりません。

そのような貸主と借主との調整が、賃貸仲介の仕事の大変な点だと言えるでしょう。

また、賃貸に出す部屋の管理や原状回復をきちんとしていないと、入居者である借主からクレームが来るだけでなく、貸主からも物件の価値を下げたと言われかねません。

そのため賃貸契約に関する知識や経験だけでなく、設備や建物に関する勉強も必要となります。

<賃貸仲介業のやりがい>

賃貸仲介の営業担当者は、貸主から預かっている物件だけでなく、入居希望者の要望に合わせた部屋を市場から探して内見の案内をするため、さまざまな物件や部屋に接することができます。

不動産物件の室内や間取りを調べたり探したりするのが好きな人にとっては、趣味と実益を兼ねた仕事になるでしょう。

また、部屋を探している人と部屋のオーナーである貸主、つまり、人と人とを繋ぐ仕事という点も魅力の一つです。

さらに、賃貸仲介業も他の不動産業と同じように歩合給を採用している場合が多いので、契約をまとめればまとめるほど、収入が増えることが多い点もやりがいになると言えるでしょう。

賃貸仲介業に必要な資格やスキル

賃貸仲介業に必要な資格やスキル

賃貸仲介業の営業に就くために必要な資格は特にありません。

賃貸契約を結ぶ前に、借主に対して宅建士の資格所有者が重要事項説明をする必要がありますが、社内の有資格者に代行してもらうことも可能です。

しかし、宅建士の資格があれば、貸主や借主からの信頼を得やすくなるので、できれば取得しておく方が有利になるでしょう。

貸主に対しては、物件の管理能力を示すことができる「賃貸不動産経営管理士」や「管理業務主任者」などの資格があると、より仕事を任せてもらいやすくなり、自身のアピールにも繋がるのでおすすめです。

賃貸仲介は人と接する仕事になるので、接客術とコミュニケーション力が何よりも求められます。

担当エリアの賃料相場の知識や、管理している物件の設備や建物に関する知識も必要ですが、これらは仕事をしながら学んでいく場合が多いので、あまり心配しなくても大丈夫でしょう。

賃貸仲介業の給与と平均年収

一般的に、賃貸の仲介業や物件の管理業務の年収は不動産業界全体からすると低い傾向にあります。

その理由として、未経験者が不動産業界に入った場合、まず賃貸仲介業や管理業に就くことが多いためです。

実際は、不動産業界の給与形態は固定給と歩合給との合算制になっていることが多いので、一概に業種によって年収を区分することはできず、個々人の能力によるところが多いです。

賃貸仲介であっても、1ヶ月に何十件もの賃貸契約をまとめれば、1件も契約が取れない売買仲介の営業職よりも給与が高くなる場合も十分にあり得ます。

売買仲介と比べると?

年収だけ比較すると、不動産業界では賃貸仲介だけに携わっている営業担当者よりも、売買仲介も取り扱っている営業担当者の方が高い傾向にあります。

このため売買仲介の方が不動産業の中心であるかのような印象を受けるかもしれません。

しかし不動産の物件数は賃貸の方が多く、当然、賃貸物件を探している人の方が多いので、さまざまな人や物件に出会えるというやりがいは、賃貸仲介の方が多いといえるかもしれません。

売買仲介は取引額が高い反面、契約数は少ないので、契約が取れる、取れないのプレッシャーが非常に強くかかります。

一方賃貸仲介は契約数を多く獲得することによって収益を上げれるため、売買仲介よりも比較的プレッシャーが少ない傾向にあります。

賃貸仲介業はやるべきことが多く忙しい仕事ですが、契約数や契約額のプレッシャーが比較的少なく、不動産の流れや仕事内容を学べるため、不動産業未経験の人がはじめて携わる業務としておすすめです。

不動産業がはじめての人でも携わりやすい職種

まとめ

今回は賃貸仲介営業職の仕事内容や年収などについて解説してきました。

不動産業の中でも、賃貸仲介の求人は多く、不動産業がはじめての人でも携わりやすい職種だと言えます。

賃貸仲介は契約件数が売買よりも数があるため、やるべき仕事が多く大変な面もありますが、不動産の流れや仕組みを学べ、何よりも物件や人と関わる機会が多いやりがいのある仕事です。

未経験で不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ賃貸仲介の営業職を検討してみてはいかがでしょうか。

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