どんな人が建築・建設業界で活躍できる?職場環境や雰囲気に馴染める人は?
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2020/2/20更新
一戸建てやオフィスビルなど、建物にはさまざまな種類があります。
人々が暮らしたり働いたりするのに欠かせない建物を生み出す仕事は非常に重要です。
そういった仕事に興味があるけど、自分に適性があるのか判断できない人もいるでしょう。
建築・建設業界の仕事に向いているのは、どのような人なのでしょうか。
そこで今回は、建築・建設業界で活躍しやすい人について紹介します。
建設業界へ向く人材 理系科目が得意な人
理系科目が得意な人は建築・建設業界で活躍しやすいです。
建物を造るときには、物理や化学の知識を多く使います。
さまざまな計算を行うので数学に強いことも大切です。
建物の構造を考えるときは物理学に基づいた算出を行いますし、建築資材や塗料の選定においては化学の知識が必要になります。
建物の表面や内部にカビなどが発生するのを防止するには、生物学の素養もあった方が良いでしょう。
さらに建築現場の地盤を見る際には、地学に関する知識を活かせます。
これら全てに精通している必要はありませんが、少なくとも理系科目に苦手意識がない人の方が向いているといえます。
建設業界へ向く人材 アート的なセンスがある人
建物の設計作業の一つに意匠設計というものがあります。
形状や外観などを考えるデザインの要素が強い設計です。
塗装の配色やインテリアの配置など、さまざまなことを考慮しながら設計を行わなければなりません。
機能性を重視した落ち着きのある建物や、インパクトを重視した派手な建物など、クライアントの要望に応じてデザインを考えます。
クオリティの高い意匠設計を行うには、経験や知識だけでなく、アート的なセンスも必要です。
普段から絵画などの芸術作品に触れている人であれば、意匠設計に役立つ感性が磨かれている可能性が高いでしょう。
建設業界へ向く人材 慎重に作業を行える人
安全に使用できることは建物にとって非常に重要です。
また施工中も危険がないように、十分注意して作業を行わなければなりません。
建築・建設の工事では多くの工具や機材を使用します。
その中には使用方法を誤ると、大怪我に繋がってしまうものも少なくありません。
作業中に事故が起こると工事の中断を余儀なくされることもあります。
納期が大幅に遅れるなど、会社やクライアントに迷惑をかけることになるかもしれません。
そのような事態を避けるには、すべての作業を慎重に行う必要があります。
広い視野を持って、危機管理をしっかり行えることが望ましいです。
建設業界へ向く人材 正義感や親切心を持っている人
耐震偽装問題のニュースを見たことがある人は多いでしょう。
建物を造るときは建築基準法に従うのが大切です。
利益を追求するあまり、法律を無視することがあってはなりません。
万が一、問題発生すると営業停止や賠償といった大きな問題に発展してしまう恐れがあります。
そのため建築・建設業界で働くには、法律を順守する精神を持っていることが欠かせません。
またクライアントの抱える問題を解決しようとする精神も重要です。
たとえば高齢者が暮らす住宅を建てる場合は、バリアフリー設計を提案すると感謝される場合が多いです。
人を喜ばせることが好きな人に向いているでしょう。
建設業界へ向く人材 職場環境に馴染みやすい人
職場に馴染める人の方が無理なく働けるので活躍しやすいです。
職場環境は会社の規模などによって異なりますが、活気のある雰囲気であることが多いです。
一般的に建築・建設の仕事では、多くの打ち合わせが行われます。
建築資材や工法を選定したり、作業の進捗を確認したりするなど、従業員の間で意思疎通が必要なことがたくさんあるからです。
コミュニケーション能力が高い人の方が職場に馴染みやすいでしょう。
また注文が相次いだ場合などは、非常に忙しくなることがあります。
特に小規模の会社では、1人で複数の建物を掛け持ちすることも珍しくありません。
そのため、スケジュール管理が得意な人の方が無理なく働き続けられます。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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