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リフォーム業界の志望動機はどう書く?望まれる人物像で分かる書き方と例文

執筆者の画像飯島 敏輝

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「住まいにかかわる仕事がしたい」という方の中には、リフォームやリノベーションを行う会社への就職・転職を視野に入れている方もいるでしょう。

実は、リフォーム業界は人材登用や育成が急務と叫ばれる業界。不動産の価値の再構築が求められる現代では、中古物件の購入やリフォーム・リノベーションの需要が高まることが予想されます。

働き手の確保はリフォーム業界全体の課題とも言えるため、就職や転職を考えている方にとっては朗報と言えるかもしれません。

ただ、企業の求める人材像や志望動機の書き方などを押さえておかなくては、採用のチャンスは遠のいてしまうでしょう。

そこで今回は、リフォーム業界への就職・転職を検討している方へ向けて、業界にマッチする人材の特徴、採用担当者の目を引く志望動機の書き方についてお話ししていきます。

望まれる人物像から見た例文も用意しているので、ぜひ参考にしてください。

まずは活躍できる人の特徴に関してみていきましょう。

どんなスキルが好まれる?リフォーム業界で活躍できる人の特徴

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意欲と熱意さえあれば、基本的にはどんな仕事にも果敢に挑むことは可能です。しかし、業界の求める人物像から大きく外れていると採用のチャンスを掴むことは難しいでしょう。

リフォーム業界へ飛び込む気持ちがあるなら、後はあなたが業界とマッチしているかを見るだけ。以下のポイントを見ながら適正をチェックしてみましょう。

・建築や不動産の知識を有した人

リフォーム会社には様々な要望を抱えたお客様が訪れます。

「実家または購入した中古物件をリフォームしたい」「耐震性能をアップさせたい」「2階建て住宅のバリアフリー化は可能?」「ローンは組めるの?」など、お客様によって要望や不安に思う点は千差万別。

お客様の要望をできる限り叶えたり、心の不安を取り除いたりするには、建築や不動産に関する知識がある程度は必要と言えるのです。

もちろん、未経験で業界に飛び込む方もいるでしょう。そういった方は、資格の有無や入社後の展望、学ぶ姿勢、向上心を見せることが重要だと心得ましょう。

・コミュニケーション力がある人

リフォームやリノベーションは、どんなに売ろうと頑張っても売れないと言われるほど難しい商材です。

いきなりリフォームの話をするなど、ガツガツと営業をかけてしまうと警戒されるおそれが高いので、結果的に成約のチャンスを逃してしまうことも…。

お客様の警戒心を刺激しないためにも、雑談の中からお客様の悩みをヒアリングしていく力が求められます。

そのため雑談力はもちろん、人と話したり接したりするのが好きというコミュニケーション力が高い方は重宝されるでしょう。

・誠実で真摯な対応ができる人

成約につなげるには、お客様から信頼を勝ち取る必要があります。

例えば、会社の利益ばかりを優先しお客様のためにならない提案をするリフォーム会社があったら、そこに仕事をお願いしたいと思う方はいないでしょう。

お客様からの信頼を得るためには、誠実で真摯な対応を心がけ、お客様に寄り添いながら良い提案をすることが大切です。

・冷静にクレーム対応ができる人

リフォーム業界で働く上で、クレーム処理は避けられません。

クレームと言うとネガティブな印象を受けますが、要はお客様からの意見や要望です。怒って電話をかけてくる方もいますが、そんなクレームにも冷静に対応し、丁寧に処理ができれば、お客様からの信頼を得ることができます。

・精神的にタフな人

冒頭にて「リフォーム・リノベーションの需要は高まる」と述べたように、どの家でも長く住んでいればリフォームが必要になるので、提案次第では契約を取ることは可能です。

しかし、契約に至るまでには何度も何度も断れますし、話さえ聞いてもらえず門前払いされることもあるでしょう。ポスティングで一日が終わった…なんてこともあるかもしれません。

ストレスや疲れはどうしても溜まるので、それらと上手に付き合える方、精神的にタフな方でなければ務まらないでしょう。

・コンサルティング力のある人

お客様から聞き出した要望をもとに具体的な提案までを行うコンサルティング力※を有する方も、リフォーム業界では好まれる傾向にあります。

リフォーム業界の仕事は"営業・設計・施工・管理"など多岐にわたりますが、どのポジションで働いたとしても広い視野を持ち、課題を見つけ、問題を解決していく力は必要です。

※コンサルティング=企業や行政に問題解決策を提示しサポートする業務。ここでは、「お客様に対してヒアリングを行い、問題解決のために優れた提案をし、快適な住まいを作るサポートをする力」をコンサルティング力としています。

どのような部署を希望するとしても、「専門知識を有していること(学ぶ姿勢があること)」や「コミュニケーション力やコンサルティング力といった対人間力があること」は、志望動機に組み込むことをおすすめします。

コンサルティング力を養う3つのスキルとは?

コンサルに欠かせない能力

前項にて"コンサルティング力"という言葉を使いましたが、「いまいちピンとこない」「具体的にはどんなスキルが必要なの?」という方もいるかもしれません。

そこで、志望動機の書き方を説明する前に、コンサルティング力を養うために必要な3つのスキルについて解説していきます。

・ロジカルシンキング

お客様の抱える問題を解決するためには、原因を発見する必要がありますよね。

あらゆることを構造的に理解し、原因の在り処を探るためには「ロジカルシンキング(論理的思考)」が欠かせません。

「問題の原因は何か」「どう解決すればいいか」「他に手はないのか」など、常に現状を疑い、先を見据えて考える力が求められるのです。

・人を動かすリーダーシップ

お客様の話を聞き、問題点へのアプローチ方法を見つけたとしても、たった一人で解決するのは無理があります。

社内の人間を巻き込み、一緒になって問題解決に向けて動けるかが重要になるので、効率よく人を動かせるリーダーシップを持つことが大切です。

・聞くスキル、理解するスキル

お客様の目線に立って優れた提案をするには、お客様の話を聞き、それを理解し、言葉の裏にある本当の問題に気づく力を身につけなくてはなりません。

「聞くこと」「理解すること」は、コンサルティングにおける基本のコミュニケーション。お客様との信頼関係を築き、各々のニーズにあった的確な提案を行うためにも、これらの力を磨く必要があるでしょう。

リフォーム業界へ転職!採用担当者の目にとまる志望動機とは?

採用担当者

採用担当者の目を引く志望動機を作成するには、企業研究を行うことが大切です。

採用担当者は採用ミスのリスクやプレッシャーを抱えており、「この応募者を採用すると企業にどんなメリットがあるか」という点を考慮して審査を行うため、志望動機のチェックに余念がありません。

そのため、「志望動機の例文をネットからコピペした」「会社のサイトをさらっと見て感想を書いた」など"手抜き感"が伝わる志望動機は、書類審査の段階で弾かれてしまうでしょう。

「なぜリフォーム業界へ転職したいのか」

「なぜこの会社を志望したのか」

「自分にしかできないこと、実現のビジョン」

これらを具体的に伝えるが大切なので、まずは企業研究を行い、リフォーム業界の魅力と企業の特色・特長をしっかりと理解しましょう。

その上で自身の強みを上手くアピールすれば、採用担当者の目にとまりやすくなります。

なお、採用リスクを担保してくれそうな人材は好まれやすい傾向にあります。

「協調性がある」「会社が抱える課題を解決できそう」「替えがきかないスキルや能力を保持している」といったセールスポイントがあるなら、忘れずにアピールしましょう。

リフォーム業界への転職に一歩近づく!志望動機の書き方とポイント

志望動機の書き方のポイント

履歴書を書く人

志望動機には、つい抽象的なことを書きがちですが、具体的に書かなければ採用担当者の気持ちを動かすことは不可能です。

たとえば、ただ「営業経験を活かせる」と言うよりも、「これまでの営業経験で培った〇〇のノウハウや知識を活かせる」と具体的に述べたほうが採用メリットを見出しやすいですよね。

また、「貴社の経営理念に共感した」と言うよりも、「貴社が行う〇〇事業、〇〇の業務に感銘を受け、ぜひ携わりたいと思った」と伝えるほうが、会社を深く理解していると好印象を持ちやすいでしょう。

このように、自分の経験やスキル、資格などを絡めて貢献できる点を述べたり、深く感銘を受けた点を伝えたりすれば熱意が伝わり、採用担当者に「会ってみたい」と思わせることができます。

このほか、自身のエピソードを含めることも魅力的な志望動機を作成する上では欠かせません。

リフォーム業界の志望動機の例文

「私の地元には今でもたくさんの町屋や古民家が残っています。昔から愛着を感じていたこれらの家を次の世代にも残す仕事がしたいと思い、リフォーム業界を目指しました」

自分の体験を交えることで他者と差別化できますし、志望動機に厚みと深みが出るので、説得力が増すでしょう。

簡潔に伝えるには上記のもので構いませんが、より詳しく営業の志望動機を述べる場合は、

「リフォーム提案を行う営業として、約3年間、業務に取り組んできました。3年間の業務経験で培った、取引先や上司・同僚との連携を大切に心掛けた「協調性」と営業として売上、利益を意識し続けてきた「数字へのこだわり」が私のアピールポイントです。

自らのキャリアの幅を広げたいという気持ちと私のこれまでの経験が貴社の事業拡大に寄与できればと思い、営業職の募集に応募致しました」

こういったように自分のエピソードと数字へのこだわりを見せることにより、面接官に熱意を伝えることができるでしょう。

まとめ

リフォーム業界への転職を成功させるためにも、業界や会社が求める人物像を把握し、自身と照らし合わせながら志望動機にてアピールしましょう。

志望動機を書く際は企業研究を行い、企業の姿勢やビジョンを理解した上で、自身の経験やスキルを絡めて会社の事業に貢献できると訴求することが大切です。

リフォーム業界への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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このコラムを書いた人

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飯島 敏輝転職コラム編集長
同志社大学卒。いえらぶ不動産転職コラム編集長。 不動産会社専門のコンサルタントとしてキャリアをスタートし、賃貸・売買・管理・投資と業種を問わず、100社超を担当。 企業のソリューション提案を強みとし、 特にWEB制作による集客力改善・1人当たりの営業利益アップ型業務効率化などを提案実施してきた。 現在はその知見を活かし、不動産会社で活躍したい人向けの転職相談を行っており、年間数百名を超える転職相談を行っている。

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