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不動産業界といえばノルマに追われてがつがつしている営業が多い!そのようなイメージがありますよね。
そして、転職活動中の方が不動産業界を敬遠してしまいがちなのも、そのようなイメージが頭から離れないからではないでしょうか。
しかし、仕事のやり方は様々で不動産業界もがつがつ系だけではありません。
ここでは不動産営業職の特徴について解説します。
不動産営業職の特徴:がつがつ系とは
不動産業界に限らず、ほかの業界にもがつがつ系の営業担当者はいます。
がつがつ系の特徴として挙げられるのはとにかく押しが強いことで、目標を達成するためにあらかじめ用意しておいた資料を中心に提案を進め、可能な限り変更をせずに契約にまで持っていくこと。
このように言ってしまうと「がつがつ系=ダメな営業」と思われてしまいますが、実はいい面もあります。
様々な物件を見て迷ってしまい決断ができないときや、ネガティブ思考になってしまい決断できないときにがつがつ系の押しの強さが、いい方向に進むケースがあるのです。
不動産営業職の特徴:必要なのは自分ではなくお客さんの意見
がつがつ系以外のタイプとして、お客さんの声に耳を傾けお客さんの意向に沿った提案を行う「お客さん本位系」営業担当者も多いです。
要望を聞いた上で、お客さんの希望をいい方向に変える提案ができれば信頼関係を構築できます。
最近は、このようなお客さんの意見を重要視する営業担当者が増えてきています。
時代の流れが、がつがつ系を求めていないのかもしれません。
不動産業界だけではなく、どの業界でも営業担当者で一番大事なことは「ニーズを読むこと」です。
不動産営業職の特徴:几帳面なタイプの営業スタイルもあり
几帳面なタイプで成功を収めている営業担当者も存在します。
お客さんのなかには、不動産知識が少ないまま相談にやって来る方も多いので、知識豊富で几帳面な営業スタイルはお客さんの心を掴むのも早いのです。
また不動産業界では移り変わりが激しく、少し勉強を怠けているとあっという間に時代の流れから取り残されます。
たとえばフリーレントやレントホリデーといった特殊な契約スタイルの一般化や、ローンについての経理能力、土地建物に関する法律知識、これらは日々の努力と注意力なしに身につくものではありません。
当然、お客さんが知らない情報も多いので詳しく説明できれば多くのお客さんが「この担当に相談したい」と考えてくれます。
几帳面な営業スタイルは不動産業界で有効と言えます。
不動産営業職の特徴:やる気と努力次第で上を目指せる業界
がつがつ系やお客さん本位系・几帳面系など、どのような営業スタイルで仕事するかは個人の適性にもよります。
しかし、重要なのは「ニーズを読むこと」「お客さんの要望を叶えること」だと覚えておきましょう。
そのうえで、不動産業界で成功するためにやる気と努力が不可欠です。
努力を怠ってしまえば変化の激しい業界のシステムから置いていかれるでしょう。
逆をいえば、やる気と努力さえあれば経歴・学歴不問で成功を目指せる業界でもあります。
まとめ
今回は、不動産営業のタイプをご紹介しました。
様々なタイプの営業担当者がいますが、大事なことは「自分に合うのか」だと思います。
ムリをして自分に合わないスタイルで仕事をしてもいつかダメになってしまいますし、お客さんに信頼されることもありません。
自分に合ったスタイルで頑張ることによって「お客さんに信頼される営業」になりますよ。
不動産業界への転職を考えているのであれば、ぜひ参考にしてくださいね。
このコラムを書いた人
- 大城 直樹
- 不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野
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