現役社員が頷く！不動産業界で働く醍醐味4選

転職サイトや掲示板で多くの募集案件を見かける不動産。人の"住"に関わることから忙しく、新しい人材獲得に余念がありません。

そんな不動産業界ですが、働く醍醐味はどんなところにあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、不動産会社で働く現役社員の方から聞いた不動産業界で働く醍醐味をご紹介します。

現役社員が思う不動産業界で働く醍醐味①「実力次第で昇給や出世が早い」

不動産業界は様々な経歴を持った方が集まる傾向が強く、新卒はもちろん第二新卒やフリーター、生産業や建設業、飲食業といった他業種からの転職も珍しいことではありません。

「なぜ不動産業界ばかり人気があるの？」と疑問に思う方もいるでしょうが、不動産業界は良くも悪くも実力主義の世界なので、しっかりと結果を出せば高額な給料を得られますし、出世も期待できます。

一般的に、どんなに優秀な新人でもいきなり昇給が見込めるケースは少ないもの。仮に入社後一年で昇給があれば、かなり評価されていると判断できるでしょう。

それに対して、不動産業界は決められたノルマを達成し続けたり、大規模な契約をまとめたりすれば、すぐに給料へと反映されます。

また、新人やベテランなどといったキャリアの差はあまり関係なく、社会人一年目の若手社員が中堅社員を月収で上回ることも十分にありえるのです

不動産業界で評価の対象になるのは純粋な働き振りと結果。ハングリー精神があり、周りと競いながら結果を追い求められる方は、自分が納得できる評価基準の中で仕事に打ち込めるでしょう。

現役社員が思う不動産業界で働く醍醐味②「お客様からのありがとう」

不動産業界で働いていて良かったと思う瞬間について、「お客様から感謝の言葉をいただけたときです」と答える現役社員は少なくありません。

不動産会社の社員として頑張っていくには、純粋にお金のためだけでなく、心の満足度も大きなポイントになります。

どんなにお金が儲かっても、「つまらない」「やりがいがない」「世の中に貢献していると実感できない」などと思う仕事なら、ふとしたきっかけで心が折れてしまうこともあるのです。

不動産会社を訪れるお客様の中には、

「良い物件を期限内に見つけられるだろうか」

「費用は抑えられるだろうか」

「不動産会社のスタッフさんは優しい人だろうか」

と、不安で胸がいっぱいの方もいます。

そんなとき、顧客の意見を汲み取りつつプロフェッショナルの知見からお客様に寄り添った提案ができれば、よりお客様からの信頼が増すでしょう。

良い物件を提案できたときにもらえる「ありがとう」の一言は、何物にも代えがたい自信になるはずです。

現役社員が思う不動産業界で働く醍醐味③「理不尽な上下関係に悩まされない」

転職原因の上位にあがるのが人間関係です。

同僚や上司からいじめを受けたり、社内のぎすぎすした人間関係に嫌気がさしたりと、人間関係に悩んで転職を決意する方は少なくありません。

また、能力ではなく年功序列で役職が決まる慣習に我慢がならないというケースもあるようです。

しかし、不動産業界は実力によって昇給や昇進が決まることが多く、誰もが自分と顧客の関係を最優先に考えながら働きます。

上司から無茶苦茶な指示を受けて仕事をするような場面も少ないため、人間関係の悩みや納得できない慣習へのストレスが軽減される可能性が高いと言えるのです。

もちろん全くないわけではなく、人と関わる以上予想もつかないトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。

ただ、最低限の礼儀と節度をもって接していれば、社内の人間関係に悩まされることは少ないでしょう。

現役社員が思う不動産業界で働く醍醐味④「自分自身の生活にも活かせる」

不動産業界で働く方も、当然、部屋を借りたり家を買ったりしますが、そういったときに不動産業界で身に付けた知識や経験が役立ちます。

不動産会社では、毎日のように土地や住宅の情報をインプットし、アウトプットします。

働きだした当初は何も分からなくても自然と知識が身に付きますし、地域密着型の地場の不動産会社なら、その地域の不動産に関してすごく詳しくなれるでしょう。

建物の構造や周辺環境の見極め方、良い物件の見分け方など、生きていく上で欠かせない"住"の知識をたくさん取り入れられるので、自分自身の生活にも活かせるはずです。

まとめ

不動産業界は実力がストレートに評価される厳しい業界ですが、その分、大きなやりがいを得られるという魅力もあります。

事実、働いている方はやりがいを持って仕事に臨んでいますし、やる気と情熱、結果があれば、スピード昇給・出世も夢ではありません。

不動産業界へ興味がある方は、ぜひ転職も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。