不動産に転職するなら賃貸?売買?

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不動産への転職を考えている方の中には、賃貸仲介をメインにおこなっている会社と売買仲介をメインにおこなっている会社で迷うことはありませんか?

それぞれの業務内容は異なる部分があるので、自分にはどちらがあっているか分からないという方も多いはずです。

今回は、不動産への転職考えている方にそれぞれの特徴についてお話ししたいと思います。

ぜひ転職の判断材料にしてくださいね。

不動産に転職するなら賃貸?売買?

それぞれの業務内容の違い

はじめにそれぞれの業務内容の違いからお伝えします。

それぞれの業務内容の違い

<賃貸仲介の場合>

賃貸仲介の業務内容はざっくり言うと、「借主と貸主をつなぐ」ことです。

オーナーに物件を借りたい人を紹介し、双方から仲介手数料や広告費などをもらって利益を上げます。

また、物件の案内なども不動産会社がおこないます。

賃貸営業の場合、来客数も多く、メールやホームページからの問い合わせも多く寄せられます。

数が多いので一人前になるまでに期間も短く、業務に慣れるのも早いでしょう。

しかし、売買に比べて対応する顧客数が多いので、繁忙期になれば結構な仕事量になってしまいます。

ただしノルマはそこまで厳しくなく、売買ほど専門性も高くないため、未経験で転職する方は多いようです。

賃貸仲介は多くの顧客と接するため、人と話すことが好き、または苦にならない方に向いていると言えますよ。

また、繁忙期は分刻みのスケジュールになることもあるので、スケジュール管理が得意な方もスムーズに業務がこなせるでしょう。

ほかにも、客層にも大きな違いがあり、賃貸仲介の場合は学生や新社会人、単身者などの顧客が多いです。

<売買仲介の場合>

売買仲介の主な業務内容は、「売主と買主をつなぐ」ことです。

アパートやマンション、戸建て住宅などを買いたい人に対して営業活動をおこない、仲介手数料をもらいます。

売買仲介の場合、賃貸に比べると対応する顧客数も少なく、多くて月に10人程度です。

売買仲介には契約となれば、何千万単位の大きな金額が動き「人生に一度の買い物」と呼ばれるほどライフスタイルに大きな影響を与えます。

そんな人生の一度のお買い物のお手伝いをするわけですから、当然豊富な知識量と、お客様のニーズをくみ取り、信頼されることが必要となります。

客層としては、20代の顧客はかなり珍しく、家を購入するのは30歳以上が多くなり、平均すると35~40歳ぐらいがもっとも多いようです。

転職するなら賃貸仲介?売買仲介?

結論から言うと、初めて不動産業界で働くという方には賃貸仲介がおすすめです。

上記でもお伝えしたように、賃貸仲介は厳しいノルマはないので未経験でもはじめやすいでしょう。

安定した収入も見込めるため、未経験の方でも安心です。

賃貸仲介ではあまり稼ぐことは期待できないとは言われていますが、高級マンション専門の賃貸仲介や、オフィス向け物件の仲介では売買仲介以上に稼いでいる人がいるのも現状です。

賃貸仲介を選ぶ際にも、何をメインに、仲介をおこなっている会社なのかも注目すべきポイントだと言えます。

一方、売買仲介は法律や税金、ローン・登記関係などの幅広い知識が必要となるため、一人前になるまでにある程度の時間を要します。

営業ノルマがきついだけでなく、動く金額も大きいため、それなりに労力がかかります。

しかし、多くの会社が賞与やインセンティブに売り上げ成績を反映する歩合制の給与形態を取り入れており、実力次第では比較的月収や年収をアップさせやすい環境だと言えます。

賃貸仲介以上に、やりがいを感じると言えるかもしれません。

とにかく稼ぎたい!と意欲が強い方には売買仲介がおすすめですよ。

また、将来的に独立を考えている場合も売買仲介が向いているでしょう。

<転職するならここは要チェック!>

不動産仲介には、引越しシーズンによる繁忙期があり、残業する可能性があります。

これは賃貸・売買どちらにも言えることで、とくに「みなし残業」は注意しておきたいポイントです。

みなし残業がある場合は、決められた時間を超えた分しか残業代が支給されません。

たとえば、残業40時間込みで月給が25万円だった場合、残業がなくても40時間残業しても同じ給料となりますよ。

ただし、その分歩合給が高い会社もあります。

また、完全週休2日というのが基準となるとめ、年間休日はおおよそ115~120日前後となります。

110日を切ってしまうとかなり休みが少ないと言えるので、よっぽど待遇や歩合がよくない限りは避けたほうがよいでしょう

転職するならここは要チェック!

まとめ

賃貸仲介は未経験でもはじめやすいですが、売買に比べて高収入が期待できないなどのメリット・デメリットがあります。

一方で売買仲介には高収入が期待できますが、一人前になるまでに時間を要し、売り上げに給与が左右されるため、収入が安定しないなどのメリット・デメリットがあると言えます。

自分が何を求めるかで賃貸仲介か売買仲介かで大きく変わるので、慎重に選択することをおすすめします。

いえらぶ不動産転職では、全国の不動産業界の求人情報を掲載していますよ。

不動産に転職を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

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