女性だって活躍できる!測量士をおすすめする理由と給料について
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測量士の資格は性別関係なく取得が可能ですが、男性に比べるとまだまだ女性の測量士は少ないのが現実です。
しかし、実は測量士は女性が活躍しやすい仕事と言われており、積極的に雇用を進める企業も増えています。
そこで今回は、測量士が女性におすすめとされる理由、仕事のやりがい、給料などについてご紹介します。
女性でも活躍できる!測量士が女性におすすめの理由とは?
測量士とは、建築・土木工事の現場で測量を行う専門職です。
測量は、工事を安全かつ確実に進めるために不可欠な工事計画の基本にあたる仕事なので、測量士の担う責任は大きく、丁寧な作業が求められます。
測量士はまだまだ男性社会ですが、女性ならではの視点を仕事に活かすことが可能です。
測量士の仕事は外業だけでなく、測量したデータを分析してまとめたり、地図のデータを作成したりという内業もあります。
これらのデータは現場で使う重要なものなので、ミスを見つける目と迅速で丁寧な作業が必要となります。
女性は細かいところに気づく方が多く、実際、事務処理系の仕事が得意という方も多いため、内業で活躍することで評価を伸ばすことが可能です。
また、測量士はクライアント(取引先)と直接やりとりをすることも多いので、コミュニケーション力も求められます。
感情を出すことに自己抑制が働きやすい男性とは違い、女性は共感力に優れた生き物。
相手の表情やしぐさの変化に機敏で、感情を読み取ったり、言葉の行間を読んだりすることに長けていると言われています。
胸襟を開き、相手の感情に寄り添えるため、クライアントと心を通わせた"温度"のあるやりとりができるのです。
さらに、女性測量士は数が少なく、その物珍しさから顔と名前を覚えてもらいやすいという利点があります。
測量士は、ときに専門的な内容を説明することもあるため、相手の感情を読み取りながら懇切丁寧に話せる女性は現場において重要な役目を担っていると言えるでしょう。
女性にこそ知ってほしい測量士のやりがい
住宅を建てるときも、トンネルやダムなどの社会的に重要な建築物を作るときも、測量は必ず行います。
民間事業、公共事業に関わらず、測量を行う際は資格を持った技術者=測量士へ仕事を依頼する傾向にあるため、こうした社会的ニーズが高い点にやりがいを見出す方は少なくありません。
また、建築物は何十年にわたり人々の生活や命を守るものなので、間接的ではありますが人の役に立てます。
その点からも、測量士はやりがいのある仕事と言えるでしょう。
さらに、現在は測量技術が発展しており、GPS衛星から発信される電波を利用するなど技術革新が進んでいます。
測量士は新しい機器に触れる機会も多く、扱い方なども覚えなくてはならないため、日々学びを深め、技術を自身のなかに落とし込む必要があります。
こうした技術の進歩を間近で見ることができ、また勉強しながら知識を深められる点も、測量士の大きなやりがいの一つと言えるかもしれません。
女性測量士の給料は?
測量士の平均年収は全体で約456万円ですが、男女比で見ると男性が約466万円、女性が約295万円です。
女性測量士は、力仕事の多い外業よりも内業に従事することが多いため、男女に差が見られると考えられます。
また、会社規模などによっても年収は異なります。
厚労省のデータによると、企業規模別の労働者数※から導き出した年間給料の平均額は約358万円です。
※企業規模別の年間給料の平均額
1,000人以上の企業:約429万円
100~999人以上の企業:約531万円
10~99人の企業:約311万円
企業規模のほか、仕事内容、勤務地、年齢、勤務年数、役職の有無などによっても給料は大きく変わるので、就職・転職時には給料についても調べましょう。
まとめ
女性測量士の仕事の丁寧さは現場で好評を得やすいため、仮に測量士を目指したとき、女性であることにハンデを感じる必要はありません。
現在は測量士の世界は女性進出が遅れていますが、今後は柔軟な勤務体制と待遇改善によって働きやすい環境が整うことが予想されます。
測量士に興味がある方は、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。
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