大工へ未経験転職!目指す方法と仕事内容をチェック
ご希望に合わせて求人のご紹介も
- タグ:
大工の仕事は、主に木造の建築物を建てたり、修理したりすることです。
木材の加工や組み立てなど、専門的な知識とスキルが必要となりますが、未経験から大工を目指す際、どのような方法を選べば良いのでしょうか。
今回は、大工になる方法や見習い期間、大工に向いている人の特徴などについてご紹介します。
【未経験から大工を目指す方法】
大工になる際、特に資格は必要ありません。
また、年齢制限があるわけでもないですし、性別が大きく不利になることも昔に比べて少なくなりました。
そのため、未経験からでも大工になることは可能です。
大工を目指す方法としては、主に3つの方法が考えられます。
ひとつは、建築関係の学校に通って知識を習得し、それから大工の世界に入る方法です。
一人前になるには、建築の知識や技術を身につける必要があります。
建築について全くの素人なら、学校に通い、知識と技術を学ぶことも視野に入れましょう。
次に工務店への就職・転職です。
たくさんの先輩大工さんから仕事のやり方や技術を習いながら、じっくりと時間をかけて職人としての腕を磨けます。
最後に、親方に弟子入りする方法です。
昔は、中学校を卒業してすぐに大工の親方へ弟子入りするケースが多く見られました。
昔ほどではありませんが、現在でも親方に弟子入りして大工になる方はいますし、師匠を持つことで目標や目指すべき姿が明確になるという利点があります。
【未経験から大工を目指す!見習い期間について】
大工になっても、すぐに仕事を任されるわけではありません。
大工には見習い期間が設けられており、現場の掃除や工具の運搬などを行いながら少しずつ仕事を覚えていきます。
一般的に見習い期間は3カ月~半年ほど(仕事内容によって異なり年単位になることもある)ですが、その間給料は安く、日給にすると約7,000~8,000円です。
しかし、見習い期間でどれだけまじめに働き、先輩から知識や技術を学べるかが今後の大工人生の鍵を握っています。
レベルアップできるように、見習い期間はしっかりと励むことが大切です。
【未経験から大工を目指す!一人前になるにはどれくらいかかる?】
見習い期間を終えても、まだまだ半人前。
現場に出て、たくさんの仕事をこなしながら、より深い専門知識と技術を学ぶ必要があります。
半人前から一人前になるまでの期間は、職場によって違います。
例えば、全国に複数の営業拠点を持つハウスメーカーは、用意された部材を組み立てることが主な仕事内容です。
建築に使用する部材を現場ではなく工場で大量生産しており、大工の腕に関係なく、均一の品質を提供できることを"ウリ"にしているハウスメーカーも少なくありません。
そのため、一人前として扱われるまでの時間は短い傾向にあり、会社によって多少の差はありますが大体3年程度です。
一方、部材の加工や木組みなどを自分でこなせる、昔ながらの大工を目指すなら、一人前になるまで約10年はかかると言われています。
未経験者の場合、最初の2~3年は雑務がほとんど(見習い期間)なので、自分のイメージとのギャップに耐えられずに辞める方も少なくありません。
しかし長い見習い期間を耐え、さらにその後も一人前を目指して頑張れば、次第にできることや任されることが増えるため、棟梁になることも可能です。
【未経験でも適正あり?大工に向いている人の特徴】
大工には、コツコツと技術を取得していくための忍耐力が必要不可欠。
また、手先の器用さや体力、コミュニケーション能力の高さなど、さまざまなスキルが求められます。
しかし、何よりも大切なのは"モノつくりが好き"という点です。
自分の作った建築物は長期間残るもの。
そこに楽しみを見いだせる人にとって、大工は天職とも言えるかもしれません。
【まとめ】
未経験から大工になるには、工務店に就職したり親方に弟子入りしたりと、さまざまな方法があります。
ただ仕事内容が専門的で、見習い期間を終えて一人前になるまでに時間がかかるので、諦めずに努力できる気持ちと忍耐力が必要です。
大工への就職・転職を考えている人は、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。
カテゴリ一覧
タグ一覧
人気記事ランキング
ご希望に合わせて求人のご紹介も
ピックアップ求人
いえらぶ不動産転職のおすすめ求人情報をピックアップしてお届けします。