不動産業界での営業のやりがいとは?
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2020/2/7更新
不動産業界は収入が良いという声も聞かれますが、売買物件を扱う場合はノルマがなかなか厳しいというイメージもあるのではないでしょうか。
大きな金額のものを扱うだけに営業の手腕が問われる仕事です。では、不動産業界で営業職として活躍する場合のやりがいとはどのようなものか、見てみましょう。
客が求めている物件を見つけること
不動産業界といっても賃貸を専門に扱うところもあれば売買物件を扱うところ、両方を部署で分けているところなどタイプが分かれます。
店舗や事務所といったテナントの仲介を得意としているところや、中にはビル丸ごと管理しているところもあります。
賃貸にしろ売買にしろ、住まいを探す時は費用だけでなく立地や間取りを重視する人は多いものです。
引っ越したいタイミングに自分の希望にぴったりな物件がすぐに見つかるというのはなかなかあることではありません。
特に通勤など優先したい事情がある場合には間取りや立地、予算が合わないなど決まらないことも多々あるでしょう。
転勤や子どもの就学などのタイミングで探す人も多いため、希望の物件が先に押さえられてしまうことはよくある話です。
しかし、顧客が求めている物件にタイミングよく空きができたり、自分が案内した場所をその場で気に入ってくれたりした時が、営業としてのやりがいを感じるポイントです。
店舗や事務所に関しても同様で、特にこだわりの場所で店をオープンしたい人にとっては、理想に合った物件を押さえることができる営業は非常に感謝されます。
客の人生の大切な時間を作るお手伝いができる重要な仕事といえるでしょう。
なかなか買い手がつかない物件を売る
住居や店舗、ビルなどの売買物件を専門に扱う場合に大変なのは、なかなか買い手がつかない物件を扱っている時です。
新築物件でも同様のことはいえますが、売り出しを行う時にチラシを撒くこともあります。
内覧日を設けて現地で待機して接客するという流れが一般的ですが、チラシを何度撒いても内覧日を設けてもなかなか売れない物件というのも出てきます。
値下げやリフォームなどをすることによってすぐに買い手が決まれば良いですが、内装を綺麗にしても売れない物件というのは実際に珍しい話ではありません。中古物件であればオーナーの事情もさまざまです。
なかなか売れない物件を値引きもなく売ることができれば、営業手腕は高く評価されます。
新築の場合は、地域差もありますがマンションでも一戸建ての場合でも、夫婦2人から子どものいる4人家族の一般的な世帯であれば2,000万円前後のものが売りやすい目安となってきています。
バブル期の物件は建築費をかけているオーナーも多いため、中古物件でも値を下げにくい部分があります。しかし、それが売れた時には大きなやりがいを感じるでしょう。
業績が上がって収入に反映される
不動産業界は給与がよいというイメージを持たれることが多いですが、実際にはどうなんでしょうか。
地域や会社で取り扱う物件の幅など条件によって違いますが、20代から30代の平均的な月収は20万円前後といわれています。
ここに役職手当など各手当がそれぞれ1万円から2万円の間でつくというところも多く、会社によって幅は見られます。
しかし、不動産業界の場合は売り上げに対して成果給、つまり歩合制を設けているところが多いものです。
賃貸の場合と売買の場合では歩合の出し方もいろいろですが、大きな売買物件を扱う営業なら、年収1,000万円以上を稼いでいる人もなかにはいます。
基本給の部分はまだ低い印象はあっても、扱うものが大きい分、自分の手腕次第で同世代よりずっと高い収入を得られるのです。
また、経験を積んで独立することも夢ではありません。実力が収入に反映されるのも不動産業界のやりがいといえるでしょう。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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