不動産業界転職に必要なたった一つのこと！

不動産業界へ転職するのに必要なことは多いと思っている方は多いでしょう。

たしかに、知識や経験・資格があれば有利ですが本当に必要なことはたった一つです。

今回ご紹介することは、不動産業界だけではなく他業界でも必要になることも多いので転職活動中の方は参考にしてくださいね。

不動産業界で必要になるたった一つのこととは？

前述しましたが、知識・経験・資格があれば有利です。

しかし、これからお伝えする「必要なこと」が備わっていなければその有利性は薄くなります。

その「必要なこと」とはなにか…

・真摯に対応すること

これだけです。

では、「真摯に対応する」とはどういう意味なのかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

真摯とは「真面目で熱心なこと」が一般的な解釈で、今回もほぼ同じ意味だと思っていただいても大丈夫です。

この真摯な対応が必要な理由は、不動産業が「人と人」「モノとモノ」を繋ぐ仕事だからです。

そして多くの方が不動産業を土地や建物を売る仕事だと思っているかと思いますが、それは思い違いで不動産業の本質は「信用・信頼」を売る仕事。

信用・信頼のない不動産会社（担当者）に大事な資産である不動産を任せるでしょうか？

答えは、みなさま「任せない」だと思います。

その信用・信頼を得るために大事なことが「真摯に対応すること」です。

自身のことのように「真面目に」「真剣に」「少しでもお客さまの要望に沿うように」と考え続けることこそが必要で大事なこと。

その心構えでいることができたのなら知識や経験は後々ついてきますよ。

不動産業で必要なのは真摯な対応！実務でどう活かす？

では実務でどうするのかと思い悩むと思います。

不動産業といっても業務は大きく分けると「不動産売買・仲介」「賃貸管理」「賃貸仲介」の三つ。

それぞれの実務での業務内容と考え方は…

＜不動産売買・仲介＞

自社が所有するための不動産買取り（仕入れ）や自社物件の販売がメイン業務です。

買取り（仕入れ）業務では、不動産を購入するために何度も売主とお会いして売却理由や希望金額などをお聞きします。

売却理由は様々ですが、話を適当に聞く担当者や態度が軽い担当者では交渉は進みません。

真摯に話を聞くことで「隠れた問題」や「解決策」が見つかり交渉がスムーズに進むことは多いですし、信頼していただけます。

これは販売業務や仲介業務でも同じで、買主の「隠れた要望」や「解決策」などを見つけることでスムーズに進みます。

ちなみに、仲介業務は売主と買主の間に入り交渉代理を行うことがメイン業務です。

＜賃貸管理＞

賃貸物件オーナーから物件を預かり管理するのがメイン業務です。

この業務でも、自身の所有する物件と思い真摯に考えるのかそうではないのかで大きく変わります。

空室がでても対策も取らず、入居者からのクレームや要望に対応しない担当者に、いくら知識や経験があろうとも信頼されることはないでしょう。

＜賃貸仲介＞

アパートやマンション・事務所などの賃貸物件を探している方に、物件紹介（案内・契約）することがメイン業務です。

賃貸仲介業務でも、適当に受け答えをしてお客さまの要望を見つけ出せない担当者は成約数があがりません。

真摯にお客さまの要望を聞くことで、担当者の提案を受け入れ希望地域や希望間取り・家賃以外で成約することも多いですよ。

上記は数例でしかありませんが、どれだけ凄い知識や経験・資格があっても「真摯な対応」ができない担当者が信頼されないことはわかっていただけたかと思います。

まとめ

今回は、不動産業界へ転職を検討している方への参考として必要なことをご紹介しました。

難しい業界と思われている不動産業界ですが必要なことはたった一つです。

真摯な対応を心掛けていれば成功する可能性が高い業界ですので、転職を検討している方は不動産業界も視野に入れてくださいね。