不動産営業に転職した後の年収の相場は？お給料の仕組み

不動産業界の営業職に転職を考えている方にとって、気になるのが転職後の年収がどのくらいになるのかということですよね。

不動産業界は一般的に高収入が見込まれる業界ですので、転職の際に給料の面を重視される方も多いです。

今回は、不動産営業の給料の相場や仕組みについてご説明します。

不動産営業の年収はどのように決まる？

不動産営業は高収入のイメージがありますが、実は給料は個々人の実力によって決まる場合が多いです。

多くの場合、不動産営業は固定給と歩合給という給与形態を取っています。

会社によって差はありますが、実は不動産営業の基本給（固定給）は低めに設定されていることがほとんどです。

前職での経験が豊富であっても、年齢がいくつであっても、基本給が高めに設定されるケースは少ないです。

また入社してからも、年功序列的に給与が上がっていくのではなく、実力重視となっております。

それは言い換えると、若手であっても前職が何であっても、実力さえあればどんどん高収入を狙っていけるということです。

また、賞与に関しても、いくら売ることができたかという実力が目に見える形で支給されるというものになっています。

不動産営業に転職した後の相場年収はどのくらい？

不動産営業は実力によってその年収が大きく変わりますが、年収の相場というのは具体的にはどのようなものなのでしょうか。

ある調査によると、不動産営業の年収の相場は600万円～1,800万円となっております。

相場をつかむことは転職においてとても大事ですが、この業界においては実力により幅がありますので、参考程度に留めておくのがよいでしょう。

不動産営業が転職でより給料を上げるために気を付けたいことは？

不動産営業は基本的に実力によってその給料が決まりますが、転職の際により給料の高い会社に就職するために気を付けるべきポイントがいくつかあります。

まずは、エリアについてです。

不動産営業の売り上げは、土地単価が高い都会のエリアのほうが、売買仲介契約成立時の仲介手数料の金額がかなり大きな額になります。

都会のエリアでの成約1件で得られる利益を土地単価の安い地方のエリアで稼ごうとすると、複数件の成約が必要です。

そのため、なるべく土地単価の高いエリアで働くほうが、自身の営業成績を伸ばし、収入アップに繋がるといえます。

また、会社の規模も給料に影響しますので、転職の際に気をつけておきたいところです。

有名なブランドマンションを展開するような大手のデベロッパーは会社としての安定もあり、基本給が比較的高いことが多いです。

それだけでなく、退職金制度や福利厚生制度が充実しています。

高年収を目指す方は、そのような大手の不動産会社への転職に挑戦するのが年収アップへの近道です。

また、不動産営業において、宅地建物取引士などの有資格者には資格手当が付くという会社も少なくありません。

そのため、転職までに宅地建物取引士など不動産関係の資格を取得しておくことは、年収を上げることにつながります。

宅地建物取引士は不動産会社において5人に1人の割合で設置しなければいけないという義務がありますので、転職の際に有利に働くことが期待されます。

まとめ

今回は、不動産営業へ転職後の年収についてご紹介しましたがいかがでしたか。

不動産営業の給料については、やはり実力によるところが大きいですが、エリアや会社規模など、転職の際の会社選びで気を付けておきたいところもあります。

慎重に会社選びをして、不動産営業としての転職を満足のいくものにしてください。