ワークライフバランスを重視した働き方改革

ワークライフバランスの実現!転職で見るべき項目とは

執筆者の画像飯島 敏輝

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個々の多様性が尊重される現代では、仕事との向き合い方も形を変えています。特に"ワークライフバランス(work-life balance)"※は、仕事を語る上で欠かせないキーワードになりました。

※「仕事と生活の調和・調整」のこと。様々な解釈がなされていますが、ここでは「生活が充実することで仕事の効率やパフォーマンスが高まりプライベートの時間を確保しやすくなる(私生活の潤い)。仕事と生活が良い意味で相乗効果をもたらすこと」をワークライフバランスと定義しています。

転職先を探す際にも、ワークライフバランスは重要な判断基準です。

そこで今回は、不動産業界への転職を希望する方へ向けて、QOL(クオリティライフ:人生の質)を高める転職先の選び方についてお話していきます。

転職で見る項目①ワークライフバランス×通勤時間

満員電車で通勤する男性

会社までの通勤時間について、深く捉えている方はどれほどいるでしょうか。

「片道1時間かかるのはあたりまえ」「2時間以内ならマシだろう」と考える方もいるかもしれません。

しかし、ワークライフバランスの観点から見たとき、通勤時間の長さはQOLを低下させる要因になるため注意が必要です。

不動産業は現場を見て回る機会が多い仕事。車で社外へ出ることもありますし、賃貸営業であれば一日に何件も内見の予定が入っているということもあります。

ただ、どんなに好きな仕事でも、体を動かしたり気を使ったりするのは疲れてしまうものです。「早く家に帰りたい」「お風呂に入りビールを飲みながら今日の自分を労いたい」と思うこともあるでしょう。

そんなとき、これから電車に乗り1~2時間かけて家に帰ることを思うと、自分で選択したこととはいえ憂鬱(ゆううつ)になってしまいますよね。

長時間の電車通勤は心をすり減らす要因にもなるので、転職先を決める際は通勤時間にも目を向けることが重要です。

なお、会社によっては「自家用車での通勤OK」「直行直帰可」というところも少なくありません。

自家用車で現場に向かい、職場に立ち寄り、別の現場に寄って自宅に帰る。

少しの配慮があるだけで、働きやすさは格段に変わります。

このことから、通勤時間等はワークライフバランスを考える上で見逃せないポイントと言えるでしょう。

転職で見る項目②ワークライフバランス×給与形態

不動産業界の給料形態

不動産業は土地やビル、住宅といった不動産を商材として扱っていますよね。

職種によって異なりますが、たった一件の契約で億単位のお金を扱うこともあるので、責任やプレッシャーも大きくなりがちです。

人によっては「契約を逃したらどうしよう」「何か大きな失敗をするのではないか」といった不安から心が疲れてしまい、仕事を続けるのが困難になるケースもあるかもしれません。

しかし、不動産業は責任やプレッシャー、不安が大きいからこそ、やり遂げたときには何ものにも代えがたい達成感を得られます。

プレッシャーを力に変えるか、重荷と取るかはその人の性格にもよりますが、「負けずにガツガツと上を目指したい」「プレッシャーの分散を図りたい」という点は転職前に考えておくべき項目でしょう。

一番分かりやすいのは、不動産会社の給与形態です。

例えば、歩合制は頑張った結果が給与に反映されるので、責任はもちろん仕事のやりがいも大きいでしょう。

対して、固定給はチームとして成果を出すことが求められます(だからといって個の成果をないがしろにしていいわけではない)。

給与形態によって会社の求めていることは違いますし、会社の特色も変わるので、自分がどんなモチベーションで働きたいのかを考えた上で転職先を選ぶことが大切です。

転職で見る項目③ワークライフバランス×労働時間・休暇・制度

フレックスタイム制を活用する男性

転職先を選ぶ際は、会社の労働時間や休暇、独自制度の有無に目を向けてみましょう。

不動産業の働き方は、原則お客様第一。休日であっても、お客様が求めれば内見の案内をしたり契約に奔走したりと、忙しい日々を送ることもあるでしょう。

また、水曜日を休みとしている不動産会社が多く、土日は出勤になることから家族との時間が取れないと嘆く方もゼロではありません。

加えて、物件の購入を決めたお客様とは直接やりとりをする機会が増えるので、家でくつろいでいるときに電話がかかってくることも…。

仕事と余暇との境界線が曖昧になると仕事と生活、どちらにもメリハリがなくなるため、QOLの低下を招いてしまうのです。

ただ、多様な生き方を受け入れる現代では、ワークライフバランスを無視した働き方を提案する企業への風当たりは強いもの。

このことから、「良い企業である」「人材を大切にする企業である」「何年も先を見据えた働き方を提案する企業である」としっかりアピールする企業が増えてきています。

もちろん、不動産業界も例外ではありません。

一昔前まではブラック企業が多いとまで言われていた不動産業界ですが、現在ではワークライフバランスの実現のため、働き方改革に乗り出す会社が増えています。

単純に給与を上げるところもあれば、フレックスタイム制※を導入したり、ノルマ達成と長期休暇取得をリンクさせたりしながら、社員一人ひとりのモチベーション向上に努めているのです。

そのため、転職を希望する会社がどんな制度を設けているのかという点はしっかりと見極めましょう。

まとめ

人生の一大転機とも言える転職を成功させるポイントは、就職を希望する会社の情報をしっかりと調べ、また自分自身のこともよく知ることです。

ただ、仕事を優先するあまり私生活を犠牲にしては心が疲弊(ひへい)し、QOLは低下してしまいます。

QOLを高めるためにも、ワークライフバランスの観点から自分にあうと思える会社を探してみてください。

この記事が、あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

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このコラムを書いた人

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飯島 敏輝転職コラム編集長
同志社大学卒。いえらぶ不動産転職コラム編集長。 不動産会社専門のコンサルタントとしてキャリアをスタートし、賃貸・売買・管理・投資と業種を問わず、100社超を担当。 企業のソリューション提案を強みとし、 特にWEB制作による集客力改善・1人当たりの営業利益アップ型業務効率化などを提案実施してきた。 現在はその知見を活かし、不動産会社で活躍したい人向けの転職相談を行っており、年間数百名を超える転職相談を行っている。

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