ビル・マンションだけじゃない!不動産会社が関わる意外なものとは?

ビル・マンションだけじゃない!不動産会社が扱う意外な業務とは?

執筆者の画像大城 直樹

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みなさまは、不動産会社と聞いてどのような業務を思い浮かべますか?

「ビル・マンションなどの管理」「賃貸アパートやマンションの賃貸仲介」「一戸建て住宅や分譲マンションの売買仲介」などが、まず思い浮かぶでしょう。

確かに、これらの業務は不動産会社のメイン業務ですが、実は他にも様々な分野を取り扱っています。

イメージとしてわかりやすく説明するのなら、不動産に関わる「モノ」に関係あると思っていただければ良いでしょう。

今回は様々な分野に関係し、「衣食住」の一つである「住」に関わる業務を3つご紹介いたします。

ビル・マンションだけじゃない!住宅に関わる保険関連業務

不動産 業務

不動産会社は建物や土地の販売だけでなく、保険会社の代理店として家財保険(火災保険)の契約にも関わっています。

不動産会社を利用したことがない場合、不動産会社と保険の関わりをイメージできない方も多いと思いますが、マイホームや投資用物件を購入した顧客は万が一に備えて保険に加入します。

また賃貸物件を借りる顧客に対して、多くの場合は家財保険(火災保険)への加入を義務付けていますが、顧客は必ずしも不動産会社が提供する保険に加入する必要はありません。

※賃貸物件の場合、契約時に保険加入をしなくても良いケースがありますが、入居までには保険に加入するなど保険加入が義務付けられています。

しかし、この家財保険(火災保険)は、災害や事故などが起こった際に第三者への賠償や自分の財産を守るために重要です。万が一の際に保険に加入していなかったでは遅いのです。

そのため、契約時にまとめて行えるように不動産会社で取り扱うようになっています。

不動産会社が行うレンタル収納スペースとは

トランクルーム レンタル

一般的には「トランクルーム」などの名称が利用されていて、不動産会社が運営を行っているケースがあります。

トランクルームなどのレンタル収納スペースとは、あまり利用しない物や大きな物を置くスペースのこと。たとえば、「スキー・スノボの道具」「サーフボード」「キャンプ用品」などの利用時期が限定される物です。

普段利用しない物はレンタル収納スペースに置き、利用する物は室内などの身近に置いておくイメージですね。

レンタル方法は、賃貸借契約に基づいて不動産会社と契約するだけ。利用者が自分で管理や出し入れを行います。

このように言うと、レンタル収納スペースは倉庫なのかと思われる方もいらっしゃるかと思います。

少し複雑ですが、倉庫とは国から認可を受けた倉庫業者が営む「荷物を預かる」サービスです。対して、レンタル収納スペースは「荷物を置くスペースを貸す」サービスと定義されています。

荷物を「預かる」のか「置くスペースを借りる」のか、だけの違いです。

保管場所は様々で、「屋外コンテナ」を利用した物やビル内のスペースを活用した物などがあります。

ビル内にあるレンタル収納スペースでは、温度調整や警備を行っている場合もありますので、楽器などの傷みやすい物や高価な物を預けられるのがメリットです。

一方、屋外コンテナを利用したレンタル収納スペースは、自動車をすぐ傍に止められ、物の出し入れの手間を減らせたり、いつでも荷物を取り出せたりすることです。

このようにレンタル収納スペースには様々なタイプがあるので、利用者は自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

今後、さらに魅力的な付加価値を加えたレンタル収納スペースを提供する不動産会社が増えていくと思われますので、情報収集が大事になってきます。

ビル・マンションの管理だけじゃない!建物の再生・コンバージョン

倉庫 コンバージョン

本来の用途とは違う利用方をする建物を見たことがありますか?

それが「コンバージョン(建物の付加価値付き再生)」です。

地域によって、倉庫やオフィスビル・住宅のニーズは変わっていくもの。現在のニーズにあわせるために行うのがコンバージョンで、建物を壊して新築するのではなく利用できる部分をうまく利用しコストを下げる手法です。

たとえば倉庫をカフェなどの飲食店として再生させたり、工場をスタジオとして再生させたりします。

倉庫の外観を残してヴィンテージな雰囲気を出すなど、もともとの建物のテイストを活かすケースが多く、利用されなくなった公的施設をオシャレな飲食店などに変更するケースも見られます。

また、過疎化によって廃校になった校舎を本拠地から離れたサテライトオフィスとして活用する事例などもあります。

このように、ニーズの流れを敏感に察知して費用対効果を考え、建物のオーナー様へ提案を行うことで空室率対策を行うことが可能なのです。

まとめ

今回ご紹介した業務は、不動産会社が行う業務の一端です。

様々な業務がある不動産会社ですが、基本は一つ。顧客に寄り添い、自分ごとのように捉えることです。

未経験だと難しい業界に思えるかもしれませんが、「衣食住」の「住」をあつかう不動産業界は魅力ある職種の一つですよ。

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このコラムを書いた人

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大城 直樹
不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野

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