転職希望者必見!不動産業界が求める人材とは
ご希望に合わせて求人のご紹介も
2020/2/20更新
家を買ったり借りたりする場合、誰もが必ずお世話になるのが不動産屋さんです。
そういう意味では不動産業界はとても身近な存在です。
ところが、いざ、不動産業界への就職・転職を考えた場合、意外なほどそこで働く人に求められる人物像についての具体的なイメージが浮かばない、という人が多いのではないでしょうか。
不動産業界に少しでも興味があるという人は、まず次のような特徴を頭に入れておきましょう。
不動産業界が求める人材 情報を持っている
テレビや車などの通常の商品の価値は、原則として売り主や買い主が誰であっても変化しません。
A電気店で10万円で売られているテレビは、B電気店でもほぼ同じ価格で売られているでしょうし、買い主によって価格が変わることもありません。
ある人にとって良い商品は他の人にとっても良い商品であり、ベストセラーとなって同じ物が何万人にも売れることもあります。
ところが、不動産については、同じ物件であっても、お客さんによってその価値が大きく異なります。
例えば、子供のためにどうしてもある小学校の校区内に住みたいという人にとっては、その校区内にある物件は特別な価値がありますが、別の校区の物件を探している人にとっては、逆にマイナス材料となってしまいます。
あるいは、駅に近い事が最優先で他の条件は二の次という人もいれば、とにかくマンションの最上階が絶対条件という人もいます。
つまり、不動産物件については万人に受けるベストセラー商品のようなものは存在しません。
不動産業界においては、常日頃から多くの物件の情報を集めて、1人1人異なるお客さんの希望に沿えるように備えることが大切となります。
不動産業界が求める人材 ‘’聞き好き‘’であることが大切!?
営業マンという言葉を聞くと、商品の長所を巧みに売り込むことができる‘’話し好き‘’な人というイメージが浮かぶかもしれません。
しかし、お客さんによって求める物が全く異なる不動産業界においては、何よりも大切なのは‘’聞き好き‘’であることです。
住む場所が変われば、その人のライフスタイルも大きく変えることがあります。
そういう意味では、不動産の仕事は、ある人の人生の転機に立ち会う仕事なのです。
ですから、時にはお客さん自身が望みの物件について不明確なまま来店することもあります。
そんな場合、一方的にセールストークをまくしたてのは逆効果で、お客さんの心が離れる場合があります。
評判の良い不動産の営業マンは、決してこちらから押し付けづ、お客さん自身が自然に自分の希望に気づくように、じっくりとお客さんの話に耳を傾けます。
また、そうすることでお客さんの信頼を獲得できるかもしれません。
不動産業界が求める人材 若さも人生経験も武器になる
不動産業界の求人情報を見ると、一般的に他の業界よりも対象年齢の幅が広いことに気がつきます。
18歳から60歳ぐらいというものもあれば、そもそも年齢制限自体を設けていないというところまであります。
これには2つの理由があります。
1つ目は、不動産の世界には宅地建物取引士という資格がなければ物件の重要事項説明などができないという法律の定めがあることです。
そのため、一定数の有資格者を確保するためには、ある程度求人年齢に幅を持たせる必要があります。
しかし、資格は入社後でも取得できるため、多くの会社は「有資格者優遇」とはしていても、絶対条件とはしていません。
2つ目に不動産の世界では若い人にも人生経験を積んだ人にもそれぞれの働き方があるからです。
若い人はフットワークの軽さで物件探しに走り回れるし、人生経験豊富な人はお客さんの相談に乗りやすいことが武器となります。
つまり、初めての仕事が不動産という人も、他の業界から転職してきた人も、それぞれの持ち味を活かして活躍ができます。
それこそが不動産業界の最大の魅力と言えるかもしれません。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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