目次
不動産業界と聞いて最初にイメージすることは、どのようなものでしょうか。
「押しの強い営業」「怖い人が多い」「男性しかいない」「休みがない」などのイメージを持つ方が多いです。
これは間違いではありませんが、最近の不動産業界は変化してきています。
今回は、変化してきている不動産業界と転職を考えている女性におすすめする理由などをご紹介します。
ニーズにあわせ変化してきている不動産業界とは?
インターネットの普及により、不動産業界は大きな変化を求められています。
わざわざ不動産会社に行かなくても、物件情報の収集が可能になり不動産に関する情報もインターネット上に溢れています。
そのような状況で、以前のようなやり方だとニーズにあわなくなってしまい、変わっていかなければならない状況になっているのです。
代表的な変化例は…
・インターネットでの情報発信
写真を「360°」動かして室内を確認できる機能や、「動画」で確認できる機能、「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」のような新しい技術もあります。
・リノベーションなどの付加価値創造
新築時の状態に戻す「リフォーム」ではなく、間取りや設備を現状のニーズにあわせた「リノベーション」が求められています。
・IT技術で業務効率化
紙媒体などで保管していた資料などをデジタル化することで事務作業の効率化や、IT技術を利用し物件情報のやり取りを効率化しています。
このような変化のなかで、新たな人材確保が急務になっています。
不動産業は転職を考えている女性におすすめ!向いている業務と転職タイミング
では、なぜ女性におすすめなのかを説明します。
不動産業界の変化にともない、柔軟な考えでニーズを捉える能力が必要になってきています。
これは苦手としている男性が多く、逆に女性は得意としている方が多い能力。そのほかにも、流行に敏感であることや女性ならではのアイデア・接客も必要です。
とくに、それらの能力が必要になる業務が…
・売買仲介営業と賃貸斡旋
女性のお客さまの要望確認は男性では難しい部分もありますし、なにより「怖い顔」した男性より女性が向いています。
・リノベーション提案
女性目線で、考えることができるのはやはり女性です。「流行を押さえる」「オシャレ」などの分野も女性ならではの発想が重要になってきています。
・インターネットでの情報発信
日本の人口比率から考えても物件を探している方の半数は女性です。女性が気になる部分の情報発信や物件情報の作成などは向いている業務です。
実際、いち早くニーズを捉え既に現状にあわせて変化した不動産会社も多く、その会社では女性の活躍が目立っています。
では、転職のタイミングはいつがいいのか。結論から言うと、「いつでもいい」です。
不動産業界の繁忙期は3~4月と9月ごろですが、繁忙期の転職であれば人手が増えて助かります。
逆に、それ以外の時期であれば時間をかけて業務を教えることができます。
大事なことは「アナタが転職する」と決めたときですので、しっかりこれからのことを考えて後悔しないようにしましょう。
まとめ
今回は、不動産業界の変化となぜ女性におすすめするのかをご紹介しました。
今後、女性の活躍で新しい不動産業界へと変わっていくと予想されていますので転職におすすめですよ。
このコラムを書いた人
- 大城 直樹
- 不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野
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