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不動産業へ転職しようとする場合、中途採用される基準はどこにあるのでしょうか。
今回は中途採用の基準や面接でどこを見ているのか、評価されないポイントについて詳しく解説します。
面接における中途採用の評価基準は人柄が一番?
不動産業への転職を考えている方が一番気になるポイントは、面接における採用基準です。
会社によって中途採用の基準は様々ですが、多くの会社がもっとも重視するポイントとして挙げているのが第一印象です。
とくに営業系での重視ポイントは、第一印象が30%を超えています。
お客様に好感をもたれるような人物を求めていますので、第一印象は重要です。
ほかに受け答えの仕方や誠実さ、素直さといったものも多くの会社が重要ポイントとして挙げています。
面接時は、筆記試験では見えないポイントをきちんと確認する意図があり、人物像や人柄を面接で判断しています。
また面接時に必ず聞かれるのが志望動機ですが、なぜこの会社を受けようとしたのかについては、実はあまり重視されていません。
面接時に、言葉で自分のことをアピールすることは非常に重要ではありますが、それと同じくらいに身だしなみも重要であることがわかります。
面接時は面接官に好印象を与えられるように、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
そして受け答えは、はきはきと素直に採用担当者の話を聞く姿勢も重要です。
面接における採用基準で評価できないポイント
不動産業に転職を試みていてスキルや資格も十分にあったとします。
しかし、だからといって必ず転職できるわけではありません。
いくつかの人事担当者へ経験やスキルは十分だったにもかかわらず、面接選考で不合格を決めたポイントのアンケートを取りました。
すると、不合格だった理由としていくつか共通した回答がありました。
・相手の目を見て話さない
・やる気が感じられない
・自信過剰
・待遇面ばかりを気にしている
・言葉遣い
いくら経験やスキルが基準をクリアしていたとしても、社会人としてのマナーや身だしなみが整っていないと転職は難しいことがわかります。
目を見て話さないのは、相手側にとってこの方が言っていることは真実なのだろうかといった疑念を感じさせてしまいます。
お客様を相手にする営業系では不適格と判断されてしまいますし、営業以外でも重視されるポイントです。
面接において自分をアピールするのは非常に大事ですが、アピールが過ぎると自信過剰と受け取られてしまいます。
あわせて、今の会社よりも高待遇だからといった姿勢をあまり前面に押し出すのも有効ではありません。
やる気が感じられない・言葉遣いに関してはとくに注意が必要です。
逆に経験やスキルは足りなかったが、面接選考で合格を決めたポイントに関するアンケートでは…
・熱意が伝わる
・学ぶ意欲が強い
・素直
・自分が目指す姿が明確
などがポイントとして挙げられます。
スキルや経験が足りなくても、熱意や姿勢で大きく変えることが可能です。
上記からも会社が転職者に求めているポイントは、転職先でも自分のスキルアップに努力する方や素直で協調性があることが好まれています。
とくに営業系の仕事が多い不動産業ではこの傾向が強いです。
まとめ
転職を考えている場合、面接時の受け答えや印象次第では未経験の分野でも十分可能性があります。
まずは身だしなみを整えておくこと、受け答えを丁寧にはきはきと答えることが大事です。
悔いが残らない転職のために、事前準備と心構えはしっかりして臨みましょう。
このコラムを書いた人
- 大城 直樹
- 不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野
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