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知識をさりげなくアピール!不動産業界の転職におすすめの資格5選

執筆者の画像飯島 敏輝

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不動産業界への転職を検討している方の中には、業務に役立つ資格を取得したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

不動産業は"住"を扱う大切な仕事ですし、大きなお金が動くことから責任の重い仕事なので、専門知識を有した人材は重宝されます。

そんな知識の裏付けとなるものが資格です。資格があれば知識を持っていることを示せる他、目的に向かって努力できることもアピールできるので、転職において有利に働くでしょう。

そこで今回は、不動産業界で働きたい方に向けておすすめの資格を5つご紹介します。

独占業務を持つ不動産のプロフェッショナル「宅地建物取引士」

宅地建物取引 本

不動産に関する資格の中でも、特に転職希望者におすすめなのが国家資格である「宅地建物取引士(以下、宅建士)」です。

不動産会社のように宅建業を行う会社では、従業員5人に1人の割合で宅建士の有資格者を置くことが義務付けられています。

宅建士がいないと事務所を開所できず、最悪廃業になるおそれがあるので、宅建士の資格を持っている方は積極的に採用してもらえるでしょう。

また、宅建士は「物件に関する重要事項の説明」「重要事項説明書への記名・捺印」「契約書への記名・押印」といった独占業務を持っています。

これらは不動産取引における重要な仕事なので、そもそも宅建士の資格保有者がいなければ仕事を行うことも難しいでしょう。

このことから、宅建士の資格は不動産業界への転職を希望する方におすすめと言えるのです。

なお、宅建士の有資格者には資格手当が付くことも多いので、収入の面から見てもおすすめですよ。

<関連記事>

折れない武器を手に入れろ!不動産業界で役立つ「宅建資格」の魅力

マンション管理に強い国家資格「管理業務主任者」

マンション管理

「管理業務主任者」は、マンション管理における国家資格。委託を受けたマンションの管理組合を運営・管理の面からサポートするために必要な資格です。

マンション管理業者は、30組合(委託を受けた管理組合)につき1人の割合で管理業務主任者を設置するように定められています。

マンション管理の業務そのものは有資格者でなくとも行えますが、「管理委託契約に関する重要事項の説明」「関連書類への記名・押印」は管理業務主任者にしか許されていません(独占業務)。

マンション管理業者が円滑に業務を進めるために不可欠な資格なので、不動産管理をメインに行う会社に転職する場合、有資格者はプラスの評価を得られる可能性が高いでしょう。

賃貸経営のノウハウを学べる「不動産実務検定」

不動産経営を行う夫婦と営業マン

不動産実務検定(旧大家検定)は、賃貸経営や土地活用に必要な知識が問われる資格です。

経営ノウハウを体系的に学べる他、不動産投資や税務、ファイナンス、建築、コンサルティングなどの知識も学べるので、不動産業界を目指す方は取得しておいて損はないでしょう。

賃貸仲介などを行う不動産会社ではお客様に賃貸物件を紹介するだけでなく、紹介できる物件を増やすために大家さんにも営業を行います。

大家さんと共通の知識を持つことは信頼性の向上と安心につながるため、管理物件の営業をスムーズに進める上でも役立つはずです。

なお、試験の難易度はそこまで高くないので、宅建士のような国家試験と並行して受験するという方も少なくありません。

不動産を調査し評価書を作成する独占業務「不動産鑑定士」

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、その名の通り不動産の鑑定評価を行う仕事です。

現地調査、資料収集、パソコン業務などの事務的な作業を行い、不動産鑑定評価書を作成して依頼者に納品する流れとなっています。

行政からの依頼が多く、景気に左右されにくいという利点がある他、独占業務なのでやりがいが大きいというメリットもあります。

国家資格なので難易度は高いですが、その分需要があり、安定した収入が得られるのでおすすめです。

正確な登記記録を行う専門家「土地家屋調査士」

不動産登記簿

土地家屋調査士は、土地や家屋の状況を正しく登記簿に表示するために調査および測量を行う専門資格です。

不動産の物理的な状況を把握するために現地での調査を行ったり、地図や資料をもとに測量を行ったりする他、登記の申請手続きの代行業務も請け負います(独占業務)。

土地家屋調査士として働く場合は土地家屋調査士事務所や事業会社に勤めることになりますが、将来的には独立開業するという道もあります。

まとめ

資格がなければ転職できないわけではありませんが、資格があると企業が雇用メリットを見出しやすくなりますし、働く上でも顧客の信頼を得やすくなるので大きなアピールポイントとなります。

不動産業界と言っても様々ですし、職種によって役立つ資格も多種多様ですが、目指すべき分野が絞れているなら転職前に資格取得に励んでも良いでしょう。

この記事が、不動産業界への転職活動の一助になれば幸いです。

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このコラムを書いた人

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飯島 敏輝転職コラム編集長
同志社大学卒。いえらぶ不動産転職コラム編集長。 不動産会社専門のコンサルタントとしてキャリアをスタートし、賃貸・売買・管理・投資と業種を問わず、100社超を担当。 企業のソリューション提案を強みとし、 特にWEB制作による集客力改善・1人当たりの営業利益アップ型業務効率化などを提案実施してきた。 現在はその知見を活かし、不動産会社で活躍したい人向けの転職相談を行っており、年間数百名を超える転職相談を行っている。

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