未経験から不動産業界への転職！志望動機はどう書く？例文もご紹介！

不動産業界は、実力次第で高収入が見込めますし、今後の時代の流れとともにさらに需要が高まることが期待されています。

そのため、不動産業界に魅力を感じ、転職を検討されている方は多いです。

しかし転職活動にあたって、前職が不動産業界の仕事ではない場合など、志望動機になにを書こうか迷われてしまう場合も多いのではないでしょうか。

今回は、未経験から不動産業界に転職する場合の志望動機の書き方について、例文と合わせてご紹介します。

不動産業界への転職での志望動機のポイント

不動産業界においても、志望動機は選考の合否に大きく関わる重要なものです。

書類選考という第一関門を突破するためには、やはりよい志望動機を書き採用担当者の目を引くことが必要となります。

特に不動産業界は厳しい業界と言われていて、離職率も低くはないので、採用側はできるだけ長く働いてくれそうな人をシビアな目で選ぶという側面があります。

そのため、志望動機ひとつからも、その熱意・志望度や適性について見られていることが多いです。

不動産業界に求められる適性についてですが、不動産営業だけでなく不動産事務も、対人コミュニケーション能力は重要ですので、対人スキルが高い方は選考でも有利になります。

また、不動産業界では粘り強さが求められる場面が多いです。

成果によって評価される業界ですので、精神的にタフであるということも、この業界において求められる適性となります。

そして、不動産業界は客があって成り立つ業界であるという理由から、対人スキルと同様周囲への気配りができるというところも、採用側にとって大きな魅力となります。

志望動機では、そのような適性があるという点をアピールできるような内容にしていくことが望ましいです。

転職時の志望動機の例文：不動産営業の場合

それでは、不動産営業の志望動機についてご紹介します。

不動産業界は専門性の高い業界ですが、その門戸は比較的広く、未経験でも転職しやすいです。

ただ、これまでの職務経歴や持っている資格を生かすことができる場合は、その点を志望動機に盛り込みましょう。

また、自身の対人コミュニケーション能力を裏付けるようなエピソードがあれば、それを絡めて書くと、仕事への適性が伝わります。

そして、厳しい業界と言われる不動産営業では、忍耐力が求められますので、意欲や長く勤めるという意思、業界へのモチベーションの高さをアピールしましょう。

では、以上のことを踏まえた例文をご紹介します。

「現職では、アパレル関係の販売員として、お客さまが何を求められているのかを常に考えて業務を行ってまいりました。

その結果、多くのお客さまから、「あなたの接客で気持ち良く買い物ができた」と仰っていただきました。

現職のやりがいはもちろんあるのですが、人生経験を積むうち、人生でもっとも大きな買い物ともいえる不動産を扱う仕事である不動産営業に興味を持ちました。

特に地域に根差した営業を行われている貴社で、腰を据えて長く働きたいと考えております。

現職で培った対人スキルを生かして業務に取り組み、専門的な知識も身に付けられるよう宅地建物取引士の資格を取得し、貴社に貢献していきたいです。」

転職時の志望動機の例文：不動産事務の場合

それでは、未経験からの不動産事務への転職における、志望動機の書き方についてご紹介します。

不動産事務は、事務職の中でも専門的な知識が必要となるという理由から、未経験からの転職であれば、その学習姿勢について見られることが多いです。

また、電話対応や来客対応をはじめ、営業のサポートやWebの更新など、多岐にわたる業務をこなす必要があります。

そのため、対人コミュニケーション能力はもちろん、要領の良さや、気配りといった点も重視されます。

それでは、志望動機の例文をご紹介します。

「幼いころから物件の広告や間取りを見るのが好きで、いつかは不動産業界に携わる仕事がしたいと考えておりました。

貴社のホームページを拝見し、魅力あるデザイナーズマンションが並んでいるのを見たとき、これらの物件とお客さまとの橋渡しを支える不動産事務として、現職で培った事務能力を生かしたいと感じ、貴社を志望いたしました。

不動産業界は未経験ですが、資格取得や日々の業務からの学習に励み、一日でも早く貴社のお役に立てるよう努力してまいります。」

まとめ

未経験から不動産業界に転職する際の志望動機についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

志望動機は、あなたの仕事の適性や熱意を伝えるためのとても大切なものとなります。

ぜひ、転職活動の際にプラスに働くように、しっかりと文章を練って選考に挑んでくださいね。

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