転職を考えている方にオススメ!不動産業の花形・用地仕入れ業務とは

不動産業の花形に転職!!用地仕入れ業務とは?

執筆者の画像大城 直樹

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今と同じ業界や仕事内容で転職をするのか、または、まったく違う仕事に転職するのかによっても、転職先の探し方は変わってきます。

また、給与の待遇や仕事のやりがいまで含めると、転職先としての候補を絞るだけでも一苦労することでしょう。

今回は、そのような転職の悩みを抱えている方に向けて、不動産業の花形ともいえる「用地仕入れ」の仕事について紹介していきます。

用地仕入れ業務とは

不動産業の花形「用地仕入れ」の仕事とは

転職先として、「用地仕入れ」と聞いても、ほとんどの方は、用地仕入れがどのような仕事のかわからないかもしれません。

用地仕入れの仕事内容を簡単に説明すると、自社でビルやマンションを建てるための土地を探し出し、購入交渉をしてくる業務のことです。

つまり、用地仕入れ業務では、1区画のみの一戸建て用地から大規模分譲地や分譲マンション用地・商業用地の仕入れまで、金額や大きさがさまざまな土地を扱うことになります。

では次に、転職を考えている方が気になる、用地仕入れの仕事のポイントについて、詳しく紹介していきます。

<用地仕入れの仕事内容について>

用地仕入れの代表的な仕事内容を見ていきましょう。

・売地情報の収集
土地の売買仲介を行っている不動産会社や金融機関・税理士などから売地の情報を集めます。
また、裁判所の競売情報を確認したり、実際に街中を歩いて土地を探したりもします。

・土地の調査
購入の目星をつけた土地の登記簿情報や所有状況について調べます。
どのように利用できそうなのか、法令上の制限はないか、需要のあるエリアなのかなどを徹底的に調査します。

・分譲計画の策定
マンションであれば、どの程度の規模の建物が建てられるのか、また、何区画の分譲ができるのか、採算はとれそうのかなどの計画を立てます。

・売主(オーナー)との交渉
土地の持ち主(オーナー)との売買金額交渉のために、さらにさまざまな情報を集なければなりません。
土地の価格は、何千万円~何億円の交渉になることもあります。
この価格交渉部分が用地仕入れとして最も難しく大変な部分となり、担当者の人間性や知識・経験などが問われることになるのです。
売主(オーナー)に抵当権や根抵当権などの債務がある場合は、金融機関との調整役を担うこともあります。

・売買契約締結
売買条件交渉が成立すると、売買契約を締結します。
登記手続きのための司法書士や税理士、資金調達のための金融機関などと連携し、後々にトラブルが起きないように手配することが求められます。

・各種申請手続き
建物を建てるために必要な土地造成申請など、関係法令の申請書作成をしたり分譲開始するまでの土地管理をしたりします。
以上のような業務を用地仕入れ担当者がおこないます。
業務を滞りなくこなすためには、各種法令に精通し、弁護士と同等以上の知識が必要になる場合もあります。
また、金融機関との調整をするための知識や市場調査などマーケティングの知識も必要です。
これだけの知識が必要とされるのであれば、未経験者は到底無理だと思われるかもしれません。
しかし、未経験から用地仕入れ業をはじめる方も結構います。
中には、20代で未経験から用地仕入れ業に転職し、30代で独立開業したり、40代で用地仕入れに転職し、数年後に独立開業したりする方など、成功しているケースもあります。

用地仕入れ業務 魅力

不動産業の花形、用地仕入れ業務の魅力

不動産業の花形と言われることが多い「用地仕入れ業務」の魅力はいくつかありますが、まずあげられるのは「人としての幅が広がる」ことだと言えるでしょう。

土地を売却する理由として多いのが、「相続」や「債務整理」です。

財産である土地を売却することをためらう方は多いです。

また、少しでも高く売却して手元に現金を残したいと考える方や、相続について親族間でトラブルになっている場合もあります。

用地仕入れ業に携わっていると、必然的にそのような状況に遭遇することが多くなるため、人としての経験値が増えていくでしょう。

また、他業界の方であれば、一生に何度も経験できない不動産売買の当事者になるので、不動産売買における問題解決能力が磨かれます。

さらに、売主に対して真摯な姿勢で対応しなければ信頼を得ることができません。

交渉の成立を重ねると、コミュニケーション能力も自然と磨かれ、人としての幅が広がっていくのです。

そして、親族や知人が不動産関係のトラブルに巻き込まれるようなことがあった場合に、解決できる力が身に付けられることも魅力のひとつです。

用地仕入れ担当として働いてきた知識や経験を活かすことでトラブルを未然に防いだり解決したりできます。

用地仕入れ業の収入

最後に、もう一つ、忘れてはいけない用地仕入れ業の魅力があります。

それは、収入が非常に高いという面です。

いくらやりがいのある仕事でも、収入が低ければ魅力は半減してしまいます。

用地仕入れの仕事は営業職になるので、固定給+歩合給という給与形態が多いです。

固定給は、他の仕事と大きな差がない場合がほとんどですが、歩合給の額が高いのが特徴といえます。

たとえば、歩合給として契約額の10%が固定給に上乗せされる雇用契約だとします。

通常の仲介業務だと、多くても月に100~500万円程度の契約による仲介手数料が入る場合がほとんどです。

100万円の10%だと10万円、500万円だと50万円が固定給に上乗せされることになります。

この額だけみると高いと思われるかもしれませんが、固定給が低く設定されていることが多いので、総給与額では一般的な営業職とそれほど違いません。

しかし、用地仕入れの仕事の場合は、契約額が何千万円から何億円にもなるため、歩合給の額の桁が跳ね上がることが多いです。

たとえば、5千万円の用地仕入れ契約を成立させれば、10%の半分、5%の歩合給であっても250万円になります。

契約をどれだけ成約できるかによりますが、一般的な用地仕入れに仕事の給与目安は年収300万円~1,000万円以上です。

収入面が不安定になることは否めませんが、普通では経験できないようなことや知識は自分自身の力になります。

さらに、その経験と知識が成績につながれば高収入を得ることができるので、やりがいもあると言えるでしょう。


まとめ

今回は、不動産業の花形業務である用地仕入れの仕事を紹介しました。

大変で難しい仕事ですが、高収入を狙うことができ、やりがいもあります。

未経験で成功している方も多いので、転職を考えている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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このコラムを書いた人

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大城 直樹
不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野

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