ベンチャー企業とは?こんな人を求めている!
ご希望に合わせて求人のご紹介も
目次
ベンチャー企業は、実力や結果を評価して給与や役職が決定し、自分の意見が幹部や社長に届きやすいというイメージはありませんか。
しかしそのイメージだけで転職すると失敗するかもしれません。
今回は、ベンチャー企業へ転職を検討している方に向けて、転職を成功させるポイントを紹介します。
ベンチャー企業について知る
ベンチャー企業への転職を考えている場合、まずはベンチャー企業とは何か知る必要があります。
ここでは、ベンチャー企業の基礎的なことについてお話ししましょう。
<ベンチャー企業とは?>
まず、近年注目を集めているベンチャー企業とはどんな企業なのでしょう。
ベンチャー企業という言葉自体の定義は特に定められていません。
一般的に、設立から10年未満の若い会社を指し、これまで利用されていた既存のサービスではなく、インターネットなどを駆使したITで新しいサービスやビジネスを提供する企業を指します。
このことから、新興企業とも呼ばれることもあります。
規模は大きくなく小規模や中規模の企業が多いことが特徴です。
<ベンチャー企業のメリットとは?>
まずは、ベンチャー企業の特徴とメリットについてお話しします。
ベンチャー企業の特徴はさまざまですが
「少人数で社長や幹部などの役職陣と距離が近いこと」
「結果が報酬に反映されやすいこと」
などです。
役職陣と距離が近いと下記のようなメリットがあげられます。
・意見が通りやすい
・仕事を任されるチャンスが多い
・意思決定がはやい
まず少人数だからこそ意見が通りやすいです。
距離が近いことで比較的コミュニケーションがとりやすく、自分の考えと企業方針のすり合わせもしやすいのがメリットです。
いい仕事ができたときは、会社全体の仕事の進め方マニュアルとして採用されることもあるかもしれません。
自分の行動が、会社に反映されることもあります。
次に「仕事を任されるチャンスが多い」ことです。
少人数だからこそ、1人に専属の仕事を任されることも少なくありません。
専属の業務の場合、自分の裁量で仕事を進められることがあります。
ひとつの案件に対して複数人の担当をつけられないことも多く、社歴にかかわらず大きな仕事が任せてもらえるかもしれません。
そのため大企業などと比較すると成果をあげるチャンスが多いのです。
また、社内の「意思決定がはやい」こともメリットです。
意思決定の権限など場合などで例えてみましょう。
大企業の場合、稟議を通す際は自分→上司→管理職→幹部→社長と上層部にひと通り承認を得なければならないことが多く、意思決定には時間がかかります。
この過程の中で資料を作り直したりリマインドしたりと、手間や時間がかかることも多いです。
小規模なベンチャー企業の場合は社長や幹部に直接確認するだけの場合もあります。
少人数の企業で、専属の業務が与えられている場合はさらに素早い判断が可能かもしれません。
少人数で社長や幹部と距離が近いことは、ベンチャー企業の大きな特徴でさまざまなメリットがあります。
<ベンチャー企業のデメリットとは?>
実際、ベンチャー企業にメリットばかりなのでしょうか。
実は、メリットでもお話した「少人数で社長や幹部などの役職陣と距離が近いこと」は、デメリットにもなる諸刃の剣です。
ベンチャー企業のデメリットとして、「専門以外の業務も求められる」「責任が重くなる」などがあげられます。
ベンチャー企業ではさまざまな仕事を少人数でこなす必要があるため、専門以外の仕事も求められる場面も多いです。
たとえば大企業では他の担当者にお願いしていたコストの計算や、売り上げの集計などの事務作業も、ベンチャー企業では自分でやらなければいけないこともあります。
また、業務の幅が広く専門分野以外の業務を任されることもあります。
建築分野が専門の人が機械分野の業務を担当することもあるため、一般企業などに比べると常に勉強が必要でしょう。
またメリットで話した「仕事を任されるチャンスが多い」は、裏を返せば「責任が重くなる」ということにもなります。
大きな仕事を任されることは、軽率な発言をしても誰もフォローできないし、納期などを守れなかったときも自分の責任だということです。
ベンチャー企業にはどんな人に向いている?
メリット・デメリットを考えると、ベンチャー企業はどのような人を求めているのでしょうか。
また、どのような人が向いているのでしょうか。
<ベンチャー企業が求めている人材とは?>
ベンチャー企業では、
・行動力があり積極的な人
・失敗を引きずられず諦めない人
・素早く結論を出せる人
などを求めている傾向があります。
ベンチャー企業では社内でやったことのない新しい業務を任されることがよくあります。
実際に誰も対応したことがない仕事ですので、業務をどう進めていくのがいいのか誰もわからないのです。
指示を待っている消極的な人では仕事が進みません。
方法が分からなくとも、自ら考えて積極的に仕事を進める行動力のある人材は重宝されます。
また、失敗しても引きずらずに仕事をしていける人材も必要です。
ベンチャー企業では、経験の長さに関わらず専属の仕事を任せられることもあります。
もちろん仕事失敗してしまうこともたまにはあります。
ただ、少人数の場合失敗しても担当を変えられないこともありますので、失敗を引きずらずPDCAをまわしていける人は重要です。
また、ベンチャー企業では常に新しい仕事が入ってくることもあり前例がないような仕事も多くあります。
それでも素早く方針を決め、仕事を進めていかなければいけません。
自分で考えながら結論を出し、仕事をやり切れるような柔軟な対応力のある人材は求められるでしょう。
<ベンチャー企業への転職が向いている人とは?>
それでは、どんな人がベンチャー企業への転職に向いているのでしょうか。
それは
・器用な人
・新しいものを受け入れられる人
・自発的に行動できる人
などです。
デメリットでもお話ししましたが、ベンチャー企業はさまざまな仕事を専属で任されることも多くあります。
事務的な作業から専門的な仕事まで器用にこなせれば、ストレスを抱えることが少なくなります。
また、他分野の仕事など新しい仕事を任されるため、新しいことを受け入れて早く順応できる人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。
自発的に行動できる人は、社長や幹部などの上層部の目に留まりやすく評価を得られやすいです。
自ら考えて行動ができる人は常に挑戦し続けるベンチャー企業に向いていると思います。
ベンチャー企業の面接で気をつけたいポイント!
実際にベンチャー企業の面接を受ける場合チのポイントをご紹介いたします。
苦手なことや不向きな点が明確であれば、面接の際に質問してみるといいかもしれません。
たとえば、他の分野の仕事がストレスだと思った場合を想定します。
他分野の仕事の割合はどのくらいあるか?などと質問すれば、自分が許容できるのか判断する参考になると思います。
また、自分のキャリア設計をたてることも大切です。
キャリアプランの中で何を優先するのかで転職先に求めることも変わると思います。
起業を見越した転職であれば経験重視、長い間勤めたいのであれば社風や仕事の任せられ方などが重要になるかもしれません。
自分が転職先に求めるものを明確にしておきましょう。
まとめ
ベンチャー企業への転職は、スキルもさることながら自発的な行動や順応力も必要です。
しかし責任感の大きい仕事やマルチタスクな業務に向き合うからこそ、圧倒的な成長ができるのかもしれません。
転職先のメリット・デメリットを把握して向き不向きを判断することが成功のためのポイントです。
転職前に自分の得意や不得意を明確にすることは役に立ちます。
転職先や自分自身をしっかりと理解して、転職活動をすすめていくといいでしょう。
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