不動産業界へ就職!地域密着型の不動産屋のほうが安定しているって本当?
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大手のほうが地域密着型の不動産屋よりも安定していると思われがちですが、実は地域密着型不動産屋のほうが安定しており、就職や転職におすすめだといわれているのです。
そこで今回は、地域密着型不動産の特徴やメリット、地場と大手の不動産屋の違いなどをご紹介します。
なぜ安定運用が可能なの?小さな不動産社屋の特徴とメリット
地域密着型の不動産屋は大手のように集客力がありませんが、大手にはない地場独自のネットワークを築くことで安定運用を可能としています。
地域密着型不動産屋の特徴とメリットは以下のとおりです。
・地域密着型なので収益が安定している
地域密着型の不動産屋は、地域密着型の営業をおこなうことから地主さんとのつながりが強い傾向にあります。
賃貸マンションなどの管理業務に力を入れていることも多く、それらの管理によって毎月安定した収益が得られるので、堅実に運営することが可能となっています。
管理業務自体の収益はそれほど多いわけではありませんが、小規模経営なので人件費がかからず、経費が出ることも少ないので堅実に経営できるのです。
また、地主さんから直接相談を持ち掛けられたりすることも地場の不動産屋の大きな特徴であり、メリットといえるでしょう。
なぜなら、不動産売却や購入など、その地域に特化した情報が手に入りやすく、一定数の売買件数を受注することが可能だからです。
加えて地価が高いエリアは取引額も大きいため、売買の仲介だけでも一定の収益を得られます。
この他、地元住民にも認知されているので、賃貸仲介も一定数確保できます。
・倒産リスクが低い
「小規模だから倒産リスクが高いのでは?」と思う方もいるでしょうが、1~2店舗ほどを展開する地域密着型の不動産屋は、意外にも倒産リスクが低い傾向にあります。
むしろ、店舗数が5~6店舗ほどの中規模の不動産屋のほうが、倒産リスクは高いといわれているのです。
堅実に営業をしているならそこまで大きな問題はないでしょうが、急激に店舗数を増やしたり、新規事業を立ち上げたりと業務拡大を推し進める会社は注意が必要です。
ランニングコストが大きくなる他、支店の業績が下がると本店も足を取られる結果になりかねないため、倒産リスクを考えた上で就職や転職を決めましょう。
地域密着型の不動産で働くやりがい
地域密着型の不動産は従業員が少ないので、任される仕事も多く幅広い知識が身に付きます。
地域は絞られても物件だけでなく、土地の管理など多くの仕事を任されてやりがいを感じやすいですよ。
売買や賃貸、投資など、目的は異なっても不動産が扱うものは1件あたりの取引額が大きく顧客にとっては大きな決断となります。
スケールが大きいため、その瞬間に立ち会い、「あなたに任せてよかった。ありがとう」と喜んでもらえたときの達成感は、他の業種では味わうことはできないかもしれません。
これは地域密着型の不動産に限らず、不動産業界で働くやりがいといえるでしょう。
他にも、不動産業界は実力主義で成績を残せば若くても出世の道が開けます。
若いうちから責任ある仕事を任されやすいので、裁量をもってこなしていきたい人はやりがいを感じられるでしょう。
どんな人が向いている?
お客様の希望する条件や、ライフスタイルなどについて話を聞くことがメインとなるので、人と長時間話すことが好きな人に向いているといえるでしょう。
内見では複数の物件を移動しながら、長時間同じ人と会話することも多いです。
それが楽しめる人には最適な職種と言えます。
まとめ
地域密着型の不動産屋は大手のように集客力はありませんが、独自の情報ネットワークが持てるほど地域に密着しているので、周囲からの信頼が厚く安定した収益を得られます。
人手不足感は否めないですが、だからこそ未経験者や資格なしの方でも就職・転職しやすく、一から育ててもらえるため安心して働くことが可能です。
ただし、地域密着型の不動産屋に就職または転職を決めた際は、雇用条件だけでなく「ついていきたいと思える経営者かどうか」という点もしっかりと判断しましょう。
就職した方に話を聞いたりしながら、自分らしく働ける不動産屋を探してみてくださいね。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
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