不動産営業の種類とは？転職ポイントの仕事内容と年収は？

不動産営業といってもいくつかあり、主な業種としては「賃貸」「売買仲介」「デベロッパー」があります。

業種によって仕事内容だけでなく収入面にも違いがあり、中には高収入を狙える業種も。

今回は転職を考えている方の参考になるよう、様々な不動産営業の仕事内容と年収についてご紹介します。

不動産営業の業種：賃貸営業の仕事内容と年収

まず年収は、新入社員でだいたい250万円～300万円、転職組でも同じくらいでしょう。

そこへインセンティブ（歩合給）がプラスされる給与体系が多いです。

そして賃貸仲介の仕事内容は賃貸物件の紹介（内見案内）と契約。

他にも、入居者募集中の部屋の写真や動画を撮って、HPやポータルサイトに掲載する業務があります。

多くの賃貸物件情報を、すぐお客さまに紹介できるかがポイントで情報収集が大事な業務です。

不動産営業の業種：売買仲介営業の仕事内容と年収

まず年収は都市圏の大手不動産会社で、500万円前後からスタートしておりそこにインセンティブ（歩合給）がプラスされます。

成約（契約）を上げ、トップクラスになると年収1,000万円を超える高収入も可能。

そして売買仲介営業の仕事内容は、土地や建物の売主と買主を仲介することです。

担当する不動産物件の価格が高いほど仲介手数料が増えるので、売買仲介営業のインセンティブ（歩合給）は賃貸に比べて大きいと言えます。

しかし、売りたい物件や買いたい方を見つけるのは簡単ではないですし、売買仲介営業担当者は不動産に関する知識とコミュニケーションスキルなどが必要です。

たとえば売りたい土地建物の査定に調査が必須ですが、その際に民法や建築基準法など不動産関係の法令知識が必要。

また、買主が住宅ローンで購入したい場合は銀行などの金融機関にローン審査の手続きサポートを行い、不動産登記の手配や残金決済まで責任があります。

このように契約成立までやるべきことがたくさんありますが、だからこそ成功した時の喜びは格別ですよ。

不動産営業の業種：マンションデベロッパーの仕事内容と年収

デベロッパーにもいくつか業種がありますが、今回はマンションデベロッパーをご紹介します。

まず年収は、500万円～1,000万円ほどです。

マンションデベロッパーの営業もインセンティブ（歩合給）がありますので、成約数（契約数）しだいで年収にかなりの幅がでてきます。

会社の規模なども関係してきますが、トップクラスでは年収2,000万円越えも珍しくない業種。

そしてマンションデベロッパーの仕事内容は、マンションを新しく建てて売ること。

売買仲介営業との違いは、自社物件を売るのか仲介なのかです。

詳しくご紹介するとマンションデベロッパー営業は、新築マンションの一室を売る仕事です。

モデルルームに来店したお客さまに、お部屋の説明や購入に至るまでの詳細などを案内します。

新築マンション販売時は、マンションの周辺住民にチラシをポスティングしたり、新聞に折り込み広告を入れたり、TVコマーシャルやインターネット広告で来場者数を増やします。

そしてわざわざモデルルームに来てくれたお客さまに満足していただくため、営業担当者はあらゆる努力が必要。

お部屋を常に綺麗に保ち、住んだ時のイメージが付きやすいように家具家電を配置したり周辺環境の資料などを配布したりします。

ほとんどの方が、一生に一度しか購入しないマイホームに関わる大事な仕事です。

お客さまからの「アナタに任せて良かった」「いいマイホームを紹介してくれてありがとう」の言葉がなによりも嬉しくやりがいがありますよ。

不動産業界で活躍できる方の特徴

不動産業界で活躍している方は、顧客のニーズにしっかりと耳を傾けることができ、自分で考えて行動できる方です。

転職するのなら何歳くらいまで？と考える方もいらっしゃると思いますが、年齢や経験を意識する必要はありません。

まとめ

今回は、様々な不動産営業の仕事内容や年収をご紹介しました。

実力重視の厳しい業界だと感じるかもしれませんが、成約（契約）したときの達成感とインセンティブには魅力がありますし、なによりもお客さまから「ありがとう」と言っていただけたときは「この仕事をやっていて良かった」と思う瞬間です。

学ぶ意識と頑張る気持ちが大事な業界なので、ぜひ不動産営業への転職を検討してくださいね。