転職する女性を応援!不動産業界への転職のメリットとは?
ご希望に合わせて求人のご紹介も
目次
多くの女性が活躍している不動産業界。
今回は女性が不動産業界に転職するメリットをご紹介していきます。
雇用の状況や活躍できるポイントなどをみていきましょう。
不動産業界の女性の雇用
まずは不動産業界における雇用についてご紹介していきましょう。
総務省統計局の「平成30年労働力調査年報」によると、平成30年の不動産業の雇用人数は116万人で、そのうち男性が70万人、女性は46万人となっています。
全体のうち約60%が男性で、約40%が女性の割合にです。
数字からもわかるようにどちらかというと男性のほうが多い業界です。
また公益財団法人不動産流通推進センターの「2019不動産業統計集」によると、「宅地建物取引士」の女性の就業者数は72,653人いて、そのうち29歳までの合計は6,878人、30~39歳は15,908人、40~49歳で19,284人となっています。
年齢層が幅広いことから、どの年代でも転職しやすい業種であるとわかりますね。
男性が多いので、不動産業界は働きにくいのではないかと感じている方もいるかもしれません。
しかし実際には女性のほうが向いている業務もあります。
たとえば営業などの接客や、細かな作業になる事務職などです。
女性の働きやすさを見直し始めた企業も増えてきており、年齢を問わずまた結婚や出産などをしている方でも、働ける機会も増えてきています。
<女性の雇用は不動産業界にとってもメリット>
不動産業界の仕事のなかでも賃貸仲介営業職では、女性営業職の雇用も増えつつあります。
お客様に対する接客や、細やかな気配りができる方も多いので重宝されるのです。
お客様の立場に寄り添い、提案するのが得意な人のスキルも生かされます。
実際に他業種から転職されて、バリバリと働いている方もいらっしゃいますよ。
電話営業に関しても、女性のほうが比較的警戒されにくく受け入れられやすい点があります。
一般的に営業の電話は突然のことが多いので警戒されやすいのですが、その警戒が少しほどけることもあるようです。
また、お客様のニーズを引き出すことや、トレンドに敏感であることなど、不動産に関する知識にプラスして求められることに対応できる力も、最近の不動産業界では期待されています。
新しいことに敏感で、すばやく知識をとりいれられるパワーにも期待されているのですね。
なかには女性を限定してターゲットにした不動産会社や女性専用物件などもあり、そのような場でも活躍できるでしょう。
近年では宅建事務も転職では人気です。
宅建事務は事務職ですが書類作成のような業務だけでなく、お客様対応をする業務も担っています。
特にお客様に対しては、同性のスタッフが対応すると安心感があり、質問しやすくなるなどのメリットがあります。
不動産業界に転職!女性が活躍できるポイントは?
それでは次に、不動産業界で活躍できるポイントについてご紹介していきましょう。
まずは同性のお客様に対して、親身になって共感できるのがメリットです。
新しい暮らしを始めるにあたっての不安な気持ちや、生活に対する希望などを感じ取ったり、応援したりできるのが強みになります。
同性ならではの目線で物件を見極め、安心して暮らせる安全な部屋か、気配りできるのも魅力ですね。
間取りや周辺環境、外観はどうかなど細かなところにも配慮できる方も多いでしょう。
学生や1人暮らし、結婚や妊娠・出産・子育てなど数々の経験も、不動産業界では生かせます。
その人のライフスタイルが、女性たちの住まい選びの参考になるのですね。
だからこそ転職にも不動産業界がおすすめで、需要があるのです。
<今後もますます不動産業界では女性が活躍する?>
不動産営業では、コンサルティング能力の高さが求められます。
専門知識はもちろんのこと、相談のしやすさや接しやすさ、コミュニケーション能力なども重要になるのです。
また女性の意見が尊重されるように変化してきた現代では、夫婦間でも妻のほうが意思決定権をもつ場合が増えています。
対応するのが同性だと妻の考えに共感したり、ニーズを把握したりしやすくなるので、適切な対応も可能になりやすいのです。
日本の不動産業界は欧米をモデルにしています。
欧米での不動産業は女性の仕事として一般的で、営業の約8割が女性であるともいわれているそうです。
将来的に日本もアメリカのように、女性がより活躍する業界になっていくのが予想されています。
ますます雇用が増えてくるのではないでしょうか。
また女性が管理職に就くメリットもあります。
さりげなくメンバーの様子を確認して気を配り、些細な変化も敏感に察知する能力に優れた方が多いためです。
お客様だけでなく、社内のメンバーも思いやって働ける管理職がいる職場であれば、どのような人であっても働きやすいのではないでしょうか。
女性に人気がある宅建事務とは?
最後に転職する方から人気の高い「宅建事務」についてご紹介していきます。
宅建事務は、宅建士(宅地建物取引士)の資格をもつ事務職員のことです。
宅建士は独学でも取得が見込める国家資格の1つで、受験資格もありませんのでどなたでも挑戦できます。
資格があれば未経験でも転職しやすいのが特徴です。
宅建事務の業務として欠かせないものに「重要事項の説明」があります。
取引に関する重要な事柄をお客様に説明する業務で、お客様の疑問点を解消するなど、コミュニケーションを必要とするのが特徴です。
一般的な事務職とはこの点が異なりますね。
また企業によって詳細な業務は異なりますが、電話対応やチラシの作成、契約書の作成やWebの物件情報の登録・修正などをおこなう場合もあります。
宅建士資格があれば、実務経験はそこまで重視されず、未経験から転職できる求人が意外に多くありますのでおすすめです。
会社によっては土日休みで求人をしている場合もあります。
一般的な事務職と違って専門性の高さがある分、長くキャリアを築けるのもおすすめできるポイントの1つです。
ライフスタイルを踏まえて長期間働きたいと考える方からの人気も高くなっています。
<転職で宅建事務に向いているのはどんな人?>
宅建事務は書類の作成などの事務業務ほかに、お客様とのコミュニケーションも必要になる仕事です。
そのため人と接するのが好きな方には向いています。
お客様の考え方やライフスタイルを理解しようとしたり、信用を獲得したりするのにも、人と接するのが好きな人や、話を聞くのが上手な人に向いている職種だといえそうです。
またチームのサポート役が好きな方にもおすすめになっています。
営業担当者などほかのメンバーを支えたり、お客様の不動産選びを専門知識で支えたりといったお仕事が多いためです。
自分のサポートでお客様に喜んでもらい、やりがいを感じられる人には向いているといえそうですね。
また細かい作業が得意な方も向いています。
お客様それぞれに適した情報を常に提供したり、調査したりといったきめ細かい気配りと作業が必要になってくるためです。
まめな方のほうが、力を発揮しやすいのではないでしょうか。
またパソコンが得意だったり好きだったりする人も、生かせる機会が多くあるでしょう。
不動産業界に転職を考える!不動産業界のQ&A
不動産業界を転職先として考えている方の中には、「気になる業界だけど、わからないことが多くて…」と、二の足を踏んでいる人がいるかもしれません。
そのような方のために、Q&A形式で疑問にお答えしていきます。
Q:不動産業界で仕事をするためには、どんな資格が必要なの?宅建士の資格は、やはり必須?
A:不動産業界で仕事をする上で、宅建士(宅地建物取引士)の資格があれば、強力な武器になりますが、絶対に必要というわけではありません。
むしろ営業の場合は、お客様を内見に案内する際に車を使うことがあるので、運転免許を持っていると役に立つでしょう。
Q:不動産業界のお給料はどんな感じなの?
A:会社によって給与体系はさまざまですが、基本給と歩合給から成っている場合が多いです。
「歩合給」とは、自分で契約などをまとめた成果に応じて基本給に報酬がプラスされるというものです。
歩合給の仕組みもいろいろですが、日々のがんばりが反映されるのでやりがいがある、という方が多いようです。
Q:不動産業界の面接を受けるときは、何に気をつけるべき?
A:どの面接でも大切なことですが、特に不動産業界の営業職を希望する場合は、明るく、はっきりと話をすることが大切です。
なぜなら、下を向いて話をしたり声が小さかったりすると、お客様からの信頼を得にくいからです。
まとめ
不動産業界に転職を考えている方にむけて、その内容やメリットなどをまとめました。
まだまだ男性のイメージが強い方も多い職種ですが、最近は女性が活躍できる場として需要が高まっています。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
いえらぶ不動産転職では女性が活躍できる求人を多数ご紹介しております。
事務職から営業職まで幅広くご用意しておりますので是非ご覧ください。
不動産業界への転職をするならいえらぶで!
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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