賃貸不動産経営管理士の業務内容は?年収はどれくらい?

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賃貸不動産経営管理士についてご存知ですか?

不動産業界といえば宅建が有名ですが、賃貸不動産経営管理士も現在注目されている仕事です。

賃貸不動産経営管理士はその名の通り、賃貸住宅の経営や管理業務をおこなうのがおもな仕事です。

しかし、それだけではなく幅広い業務を担っています。

そこで今回は、賃貸不動産経営管理士の業務内容についてご紹介します。

転職を考えている方や、スキルアップに資格を取得したい方は、せひチェックしてみてくださいね。

賃貸不動産経営管理士の業務内容について

賃貸不動産経営管理士の業務内容について

賃貸不動産経営管理士は、アパートやマンションなどの賃貸住宅の管理に関するスペシャリストです。

主な業務内容は賃貸物件の管理とされていますが、実際はそれだけにとどまりません。


・市場調査
・賃貸物件の企画や提案
・管理受託契約の締結やサポート
・入居者募集に関する業務
・入居者の対応
・退去後の原状回復や敷金の精算など

このように管理だけでなく、幅広い業務を行うのが特徴です。

賃貸不動産経営管理士を名乗って業務をするには、公的資格に合格し賃貸不動産経営管理士の登録をおこなう必要があります。

現在は民間の資格ですが、国家資格になる動きも見られるのでチェックしておきたい資格です。

賃貸不動産経営管理士は、2011年に「賃貸住宅管理業者登録制度」が開始されて需要が高まってきています。

この制度は、賃貸住宅管理業務に一定のルールを設け、借主と貸主の利益保護を図るためにつくられた制度です。

2016年に改正され、賃貸不動産経営管理士に3つの重要な役割が任されました。

その内容がこちらです。

・登録事業者が貸主と管理受託契約を締結する前に、契約内容などの重要事項を賃貸不動産経営管理士が書面を交付し説明すること
・重要事項説明書に記載されている内容に誤りがないかを確認し、賃貸不動産経営管理士が記名・押印すること
・「賃貸住宅管理業者登録制度」に登録している事業者は、事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士などを配置すること

賃貸住宅管理業務は賃貸不動産経営管理士の独占業務とまではいえませんが、公益性や重要度は高いといえます。

改正にともない活躍の場も広がってきているので、不動産業界への転職を考えている方は選択肢のひとつとしていかがでしょうか?

賃貸不動産経営管理士の業務の役割とは?期待されている内容について

賃貸不動産経営管理士の業務の役割とは?期待されている内容について

賃貸不動産経営管理士の資格については、前記事でご紹介しています。

資格自体について知りたい方は、そちらもチェックしてみてくださいね。

また、動画でも詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。

ここでは、賃貸不動産経営管理士の業務の役割や期待されている業務内容を説明しますよ。

賃貸住宅の割合は、住宅全体の3割程度を占めています。

単身世帯の増加によりも賃貸住宅の需要が高まってきているんですね。

そんな中、賃貸不動産管理業を中心とする法規制は整備されておらず、トラブルの発生が目立つようになってきました。

賃貸住宅の管理居宅契約をしていない実態が見つかったり、適正な管理が行き届いていなかったり…。

このような状況を改善するために、賃貸不動産経営管理士が注目されています。

賃貸住宅管理において、家主と入居者だけでは知識面と実践面で不十分です。

専門的な知識をもつ方が中立的な立場で業務をおこなうことで、業界の適正化につながります。

また、賃貸不動産経営管理士は問題の改善だけでなく、賃貸不動産管理業界の発展に関する役割も担っています。

移りゆく時代にあわせた柔軟な契約内容や管理方法を提案したり、社会問題となっている「空き家」を管理物件として活用したりといった業務です。

これらは、今後の不動産業界に需要のある役割といえます。

賃貸不動産経営管理士の業務内容は、賃貸住宅に需要がでてきたこれからの時代に活躍が期待されていますよ。

また、賃貸不動産経営管理士は住宅宿泊事業法(民泊新法)における役割もあります。

住宅宿泊事業法とは、健全な民泊サービス普及のために定められている法律です。

住宅宿泊事業の届け出制度や住宅宿泊管理業、住宅宿泊仲介業の登録制度などのルールが定められています。

この法律でも、賃貸不動産経営管理士に一定の役割が業務内容として記載されています。

住宅宿泊管理業者として登録する際の契約サポートはもちろん。

宿泊者への対応業務や建物の清掃・衛生業務、住宅や設備管理および安全確保業務などです。

賃貸不動産経営管理士は、やはり管理だけでなく、賃貸物件に関するさまざまな業務内容をおこなっているんですね。

賃貸不動産経営管理士業務の年収は?

賃貸不動産経営管理士業務の年収は?

賃貸不動産経営管理士の業務内容や役割と別に、気になるのは年収ではないでしょうか?

就職や転職を決めるうえでも大切なポイントなので、チェックしておきたい方も多いと思います。

全国に約5万人以上の有資格がいる賃貸不動産経営管理士。

少ないように思いますが賃貸住宅管理業者登録制度に照らせば事業所に最低1名の配置でよいので、人数が圧倒的に足りていないわけではありません。

しかし、賃貸不動産経営管理士は専門的な知識や実践力が必要です。

また、業務内容からしても賃貸物件の経営や管理において重要度が高いことがわかります。

そのため、転職において有利になる資格であるとともに、不動産業界のなかでも社員に資格取得を求める声があるんですね。

現在、賃貸不動産経営管理士の資格をもっている方の年収は、600万円程度といわれています。

一般的なサラリーマンの平均年収が400万円前後なので、比較的高い方ではないでしょうか。

その理由は、賃貸不動産経営管理士に限らず、不動産業界自体の平均年収が高いためといえるでしょう。

不動産業界は年収約500~600万円の会社が多いとされ、資格を取得していると年収が上がる傾向にあります。

歩合制をとっている会社であれば、さらに年収が上がることも期待できるかもしれませんよ。

まとめ

今回は、賃貸不動産経営管理士の業務内容について説明しました。

国家資格化される可能性もある賃貸不動産経営管理士。

さまざまな業務を担うため、今後の活躍も期待できます。

どの立場でも利益が保護されるようになるために、今後の不動産業界に欠かせない存在の賃貸不動産経営管理士に期待が集まっています。

資格取得や転職を考えている方は、賃貸不動産経営管理士も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

いえらぶ不動産転職では不動産業界から建設業界まで幅広い職種を取り揃えております。

転職を検討している方は是非ご覧ください。

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