人手不足の今がチャンス!建築エンジニアへの転職
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目次
東日本大震災からの復興や東京オリンピック、そして大阪万博と公共事業の増加で建設業界への需要が高くなっているのをご存知でしょうか。
ですが、建設・不動産業界はバブル崩壊以降のリストラや建築エンジニアの高齢化、業務の細分化で、長い間人手不足が続いているのが現状です。
今回は、建設・不動産業界へ転職を検討している方に向けて、建築エンジニアについて紹介します。
転職前に知りたい!建築エンジニアはどんな仕事?
建築エンジニアにはさまざまな仕事があり、1つの建物を造る場合にも設計から施工まで多くの人が関わります。
<建築エンジニアの仕事は?>
まず、建築エンジニアの仕事の種類についてお話しましょう。
建築エンジニアには、「建築設計」「施工管理」「建築積算」「CADオペレーター」「建築検査」などの仕事があります。
建築設計のなかでも、建物の大枠を計画する基本設計、建物細部を設計する実施設計、建物の強度を設計する構造設計など細分化されています。
近年では、設備設計や省エネ基準適合の計算など、建物の省エネ化に対応した仕事もあります。
<どうして今建築エンジニアが求められている?>
近年なぜエンジニアが求められているのでしょうか。
理由の1つは、世間のニーズの変化への対応と人手不足があります。
省エネ住宅の建築設計を例にお話をしましょう。
建物の省エネ化は、長い間注目されているトピックです。
そして、東日本大震災以降はエネルギー問題がより注目されています。
その世間のニーズもあり、2021年4月からは、住宅も省エネ基準の適合について施主への説明が義務化される予定です。
ですが、平成29年の調査では、中小工務店や建築士の約50%は省エネ基準の計算ができないという結果もあります。
つまり、ニーズに対応するための人出が不足している現状です。
世間のニーズに、対応できる建築エンジニアが常に求められます。
建築エンジニアへの転職に求められている人材
建築エンジニアへの転職で、求められているのはどのような人材なのでしょうか。
ここでは、仕事内容、求められるスキル、適正に分けてお話しをしましょう。
<建築エンジニアの仕事内容は?>
先ほどもお話したとおり、建築エンジニアの仕事内容はさまざまです。
クリエイティブな仕事もある建築設計、施工現場の日程管理などの施工管理など、仕事内容は多岐にわたります。
ここでは、建築設計を例に考えましょう。
建築設計の仕事には、建設予定の敷地調査や施主との打ち合わせ、設計図の作成などがあります。
建物をイチからデザインしてつくり上げることは魅力的ですよね。
デザインができる華やかなイメージですが、地道に設計図を描き続ける根気強さが必要な側面もあります。
また、施主との打ち合わせでは、設計図や完成イメージ図(建築パース)を見ながらコミュニケーションをとることも必要です。
建築設計の仕事には、設計図の作成だけでなく、調査やコミュニケーションが中心になるものもあります。
<建築エンジニアに求められているスキルは?>
仕事内容が多いため、求められているスキルもさまざまですが、共通するスキルもあります。
それは、「設計図を読むこと」「コミュニケーションがとれること」「書類がつくれること」などです。
設計図を読むことは、建築設計以外にも施工管理や建築積算の際にも必要なスキルです。
図面のルールや図面記号は覚えるようにしましょう。
コミュニケーションをとれることは、施主に設計案を伝える時や施工会社と施工計画をたてる時に必要です。
また重要なこととして、書類をつくれることがあげられます。
建設・不動産業界は、新規物件の確認申請や補助金の申請など書類作成業務が多いことも特徴です。
書類作成が苦手な人は、設計図の作成時間なども減ってしまい、仕事の効率が悪くなることもあります。
書類作成に必要なビジネス用語などは、その都度覚えるようにしましょう。
<建築エンジニアに向いている人は?>
建築エンジニアは、スキルがあっても性格面で向き不向きがあるのも事実です。
そのなかでも、向上心と根気強さがある人は建築エンジニアに向いていると思います。
たとえば、建築設計でデザイン案をつくるときは、何度も案をつくってブラッシュアップすることが必要です。
より良いものをつくりたいと思う向上心がある人は向いていると思います。
また、コツコツ仕事ができる根気強さも必要です。
設計図の作成は、短期間では終わらず長期間に及ぶこともあります。
施主の意向に合わず、やり直しになることも少なくはありません。
それでも、コツコツ仕事を積み重ねていける根気強さを持った人は向いているかと思います。
ほかにも、職人とのコミュニケーションが取れることも重要です。
職人には、頑固な人もいて曖昧な指示では意図が伝わらないことがあります。
そのやり取りに対応できる人も建築エンジニアには向いているはずです。
建築エンジニアの将来性は?転職後の年収は?
具体的に建築エンジニアへの転職を考えたとき、将来性は気になると思います。
ここでは、年収などについてお話しをしましょう。
<建築エンジニアの年収は?>
建築エンジニアは、勤める会社の規模や仕事の内容で年収は大きく異なります。
大手設計事務所で約600~700万円、大手ハウスメーカーで約800万円、大手ゼネコンで約1000万円の場合もあります。
もちろん、年収は会社の規模の影響が大きいため一概には言えません。
建設・不動産業界の転職では、やりたい仕事と年収のことはきちんと考えましょう。
<建築エンジニアの将来性は?>
東京オリンピックや大阪万博など大規模な公共工事は、今後も定期的に期待できます。
また、公共施設の維持保全も継続的に行わなければなりません。
機械化できない仕事も多く、コミュニケーションや考える力も必要な仕事です。
それらを考えると、建築エンジニアは将来性があると考えられます。
まとめ
建設・不動産業界への転職は、まずやりたい仕事やつくりたい建物の規模を考えるといいかもしれません。
その後に、年収などの条件を考えましょう。
建築エンジニアの仕事内容は、デザインや管理業務など多岐にわたります。
機械化できない仕事もまだまだ多く需要が高い職業といえるでしょう。
転職を検討している方はいえらぶ不動産転職を是非ご覧ください。
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