リフォーム業界へ転職!知っておきたい3つの役割と仕事内容
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不動産業界は、開発・流通・管理と分類されています。
そのなかでも、リフォームは開発と管理のどちらにも通じる部分がある仕事です。
住宅やオフィスに関する「暮らしやすさ」を求め、お客様を笑顔にするのがリフォーム業界の醍醐味。
今回は、そんなリフォーム業界の仕事内容に関する記事となっています。
やりがいや楽しさも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
リフォーム業界の仕事内容
リフォームとは、今あるものを新しく作り直すこと。
不動産業界でいうリフォームとは、建物の改修を意味します。
たとえば、「間取りを変更したい」「床面積を増築・減築したい」などの大がかりな工事。
または、「トイレを新しくしたい」「ソーラーパネルを設置したい」などの設備に関する工事が、主な仕事内容です。
すぐに思い浮かぶものは、戸建て住宅の改修工事かもしれませんね。
しかし、リフォーム業界が携わる仕事は戸建て以外にもマンションやアパート、法人の店舗やオフィスなどさまざまです。
大手のハウスメーカーが住宅販売と並行して改装や改修などを受ける場合もあれば、改修のみを専門として行う会社もあります。
リフォームの一連の仕事内容はこのようになっています。
・リフォームの相談や問い合わせ対応(リフォームを必要とする顧客がいないかリサーチ)
・改修工事を希望するお客様の要望をヒアリング
・要望をもとにプランや見積もりを作成して提案
・提案を承諾していただけたら契約を締結
・お客様に工事の詳細を伝える
・改修工事を開始
・お引渡し
・アフターフォロー
リフォーム会社は、これらを分担して仕事を進めているんですね。
具体的にどのような仕事内容があるのか、分担した業務をご紹介します。
<営業・リフォームアドバイザー>
営業は最初の段階にある業務。
リフォームを希望するお客様と最初に対面するのが、営業を担当する方々です。
リフォーム業界の営業スタイルは大きく分けて2つ。
会社に問い合わせにきた方の対応をする反響営業と、外回りをして自ら顧客を獲得する新規開拓営業です。
反響営業では、開催したショールームに来店した方や、広告などを見て直接お問い合わせをした方などを対象に仕事を行います。
主な仕事内容は、建物の相談内容をヒアリングし、お客様の立場で悩みを考えながら「リフォームをしたらこうなりますよ」と改善策を提案することです。
新規開拓営業は飛び込み営業といわれ、実際に個人住宅に足を運んだり、法人企業にアポイントをとって商品の提案に訪問したりします。
どちらの営業方法をメインに行っているかは、会社によって異なります。
共通する仕事内容は、建物の現地調査やプラン提案、見積もり出し、契約締結など。
お客様と何度も打合せを重ね、不満があり改善したい点を聞き出し、より満足のいくプランを提案します。
提案後は具体的に工事の日程を決めて、工事完了後に引き渡しやアフターフォローまで行います。
お客様と親身に接する機会が多いのが、営業の特徴といえるでしょう。
<プランナー>
プランナーの仕事内容は、営業で得たお客様の要望を、どのように改善するかプランを組み立て、具体的に図面に記載していくことです。
図面作成や設計が主な仕事内容であるため、顧客と接する機会は多くはありません。
直接話すことはありませんが、お客様のライフスタイルを想像しながら素敵な空間を考える仕事は、「お客様第一」の心がなければできないでしょう。
プランナーの仕事内容は、建築士の資格をもっている方が活躍できるものとなっています。
また、会社によっては営業とプランナーを同じ人が担当することも珍しくありません。
<現場監督・施工管理>
リフォームアドバイザーやプランナーが計画した設計をもとに着工をはじめる段階で、現場監督や施工管理といった仕事内容がでてきます。
主な仕事内容は、施行スケジュールや品質、現場の安全などを管理することです。
現場で直接工事をする方々は社内のメンバーであったり、リフォーム会社から委託を受けてきた職人さんたちであったりします。
社外の方たちとうまく連携をとりながら、お客様とコミュニケーションをとることも多いのがリフォーム業界の管理者です。
なぜならリフォームは新築と異なり、すでにお客様が住んでいる建物に入り込んで作業をするからです。
また、マンションなどの工事の際には、隣に居住者がいる状態で作業をします。
騒音や工事時間などにも配慮しながら、作業しなければならないのです。
リフォーム業界のやりがいや楽しさとは?
お客様が暮らす住宅や使う建物の「こうなったらいいな」を叶えられるのがリフォーム業界の仕事内容です。
そのため、不満や悩みが改善された素敵な住まいが完成したら「ありがとう」と感謝の気持ちをいただけます。
営業や施工管理などはお客様と直接接する機会がある仕事内容なので、その感謝の気持ちを全面に受け止められますよ。
そのため、工事が完了して感動の引き渡しのタイミングにやりがいを感じる方も多いでしょう。
住宅のリフォームは、工事にも時間がかかります。
お客様とその場だけの関係ではなく、「暮らし」という長期的な関係性を築くことができるのです。
そのため、親身になって相談した分「また何か困ったことがあったらこの方にお願いしよう」と信頼を獲得できるのも、やりがいのひとつでしょう。
リフォームアドバイザーとよばれる営業の楽しさは、自社のさまざまな商品を魅力的にお話したり、お客様の夢を応援したりすること。
プランナーとしての仕事内容の楽しみは、お客様が見落としていたところにも視野を広げ、素敵な設計をつくりあげることにあります。
一から作るのではなく、既存の建物をどのように設計していくか考えるのが好きな人にとっては、より楽しみを感じられる業界でしょう。
場監督や施工管理は、施工業者との円滑なコミュニケーションがとれて現場が順調に進んだときや、完成した後のきれいな建物を点検するときなどに、やりがいを感じられます。
大きなプランや工事を成功させた際には、より大きなやりがいに魅力を感じますよ。
総合的にみると、新しいことへの挑戦や細かい作業、お客様への提案などにやりがいや楽しさを見出せる業界だといえるでしょう。
まとめ
古くなってしまったもの、不便で生活しづらいもの。
それらを新しく快適な建物にするのがリフォーム業界です。
仕事内容は分担されており、それぞれがやりがいを感じられる魅力的な業務ですよ。
お客様との深いコミュニケーションや、商品のプランニング、既存のものの改修に興味がある方は、楽しさを感じられる業界といえるでしょう。
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