意外と知らない!建築設計の魅力!
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2020/2/7更新
建築設計という仕事をご存知でしょうか。
文字どおり建物を設計する仕事ですが、具体的な仕事内容までは知らない人が少なくありません。
建築設計には、構造設計や意匠設計といった複数の仕事があります。それらの魅力を知れば、建築設計の仕事をしたいと感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、建築設計の仕事と魅力について紹介します。
人々に安全を提供!構造設計
安全性は建物にとって非常に大切なものです。しかし建築を行うときは、それだけでなく機能性やコストなどの要素も関わってきます。
構造設計は、安全性をはじめとした多くの要素を考慮して、建物の構造を考える仕事です。竣工した建物にはさまざまな負荷がかかるようになります。
人や設備、荷物の過重だけでなく、台風や地震など建物に負荷を与えるものは多いです。
それらに対して安全性を確保できるように、梁や柱に必要な強度を持たせる構造にしなければなりません。
たとえば鉄筋コンクリート造の場合、建築基準法に照らし合わせながら、鉄筋の比率などを検討します。
構造設計の仕事は幅広く、建築資材の選択といった基本的な作業も行うのが一般的です。
物理学的な知識を用いて構造の方式を決めたり、施工上のさまざまな寸法を算出したりもします。
地道な作業が多いですが、建物の根幹を形成するための重要な仕事です。
使用者や周囲の安全に欠かせない、やりがいのある仕事といえます。特に、物を一から作り上げることが好きな人は魅力を感じやすいです。
デザインのセンスが光る!意匠設計
建物のデザインを行うことも建築設計の仕事の一つです。
この仕事は意匠設計と呼ばれており、建物のコンセプトに従って外観や内観、形状などを設計します。
一般住宅や公共施設、商業ビルなど、建物の種類はさまざまです。同じ種類であっても、全く同じデザインの建物は多くありません。
万人受けするシンプルなデザインや芸術性を感じさせる派手なデザインなど、建物が与える印象は意匠設計に左右されます。
もちろん視覚的な印象だけでなく、使いやすさや居心地も意匠設計に依存するところが大きいです。
意匠設計を行うときは、建物の構造や配管なども把握しなければなりません。
そのため幅広い知識や経験が必要となりますが、デザインを行うための感性も重要です。
デザインは建物の分かりやすい要素であり、クライアントや使用者の満足度に直結しやすいので、担当者の責任は小さくありません。
その一方で、自分のセンス次第で多くの人々に満足を与えられる魅力的な仕事でもあります。自分のセンスを活かして、仕事がしたい人にとって魅力的な仕事といえるでしょう。
クライアントの悩みを解決!設計の提案
建築設計の目的は、クライアントの要望に応じた建物を実現することです。
しかし単純に要望に応じるだけでなく、クライアントの抱える悩みを解決するという一面も有しています。
建築の専門知識がないクライアントは、建築設計によって自分の悩みが解決できることを知らない場合があります。
その場合、クライアントは悩みの解決を要望に含めることができません。そのため、クライアントに対して悩みに関するヒアリングを行い、建築設計による解決を提案するのです。
たとえば、身体が不自由な使用者がいることを心配している場合は、バリアフリーやユニバーサルデザインの設計を提案することが多いです。
また光熱費を心配している場合は、省エネを重視した設計を勧めることがよくあります。
その他にも、作業時の騒音漏れを懸念している人には、防音設計を紹介するのが一般的です。
以上のように仕事を通じて、人の悩みを解決できることも建築設計の大きな魅力といえます。
多くの人の役に立っていることが実感しやすい仕事です。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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