不動産業界は高い収入が見込めるだけでなく、今後も需要が高まると考えられている業界です。
そのため、未経験から不動産業界への転職を検討している女性も多いのではないでしょうか。
しかし不動産業界は男性社会のイメージがあり、業界未経験の女性が活躍できるのか不安を持たれることもあるかもしれません。
今回は、女性の不動産業界への未経験転職についてご紹介します。
不動産業界における男女比について
不動産業界は男性社会のイメージがありますが、実はある調査によると割合的に男性が6割強、女性が4割弱となっています。
この調査結果から、意外にも多くの女性が活躍されていることがわかります。
不動産業界の仕事は女性に向いている業務も多く、それを活かして仕事に取り組むことはやりがいにも繋がるでしょう。
女性の未経験から不動産業界への転職:不動産営業
不動産営業の仕事はやはり男性の割合が圧倒的に多いですが、そのなかで活躍する女性営業担当者も増えてきています。
不動産営業でとくに女性のニーズが高いのは賃貸仲介営業です。
賃貸仲介営業は、お客さま対応が重要ですのでコミュニケーション能力に長けた女性が活躍します。
前職が接客業などであればその経験を活かすことができますよ。
近年は女性専用マンションなど増えてきていますので、営業担当が女性であることでより安心できる場合も多いです。
そして、女性ならではの視点でお客さまに不動産の魅力を伝えることができるのも、女性営業担当者の強みです。
たとえばキッチンの設備や収納についてなど、女性の視点で説明されるとより説得力が増す場合もあります。
また不動産営業への転職において、前職での経験などが採用や給与にそこまで影響しないのも特徴。
不動産営業は歩合給+固定給の会社が多く、実力主義の給与形態であるため未経験の女性でもチャレンジしやすい業種であるといえるでしょう。
このように不動産営業への転職は、たとえ未経験であっても女性ならではの強みを活かして活躍できる可能性が秘められています。
女性の未経験から不動産業界への転職:不動産事務
不動産業界のなかでも比較的女性の比率が高いのが、不動産事務の仕事です。
不動産事務は、電話対応やWeb上に物件情報を登録する業務、契約書作成、家賃精算事務などその仕事内容は多岐にわたります。
不動産営業と同様、覚えなければならない専門用語は多いです。
しかし、需要の高まる不動産業界で専門的な事務業務を経験することは今後キャリアを積む上でプラスに働きます。
また服装が自由な職場や時短勤務がある会社もありますので、条件については希望にマッチする会社が見つかるかもしれません。
事務職は女性に人気の職種ですが、そのなかでも専門的な知識を得ることのできる不動産事務は転職の視野に入れていただきたいです。
女性の転職!不動産業界未経験で気をつけることは?
女性の不動産業界への転職の際に、気を付けておきたいことがいくつかあります。
まず、キャリアプランを決めておくことはとても大切です。
結婚や出産などのライフイベントについて、まずご自身でよく考えた上でのキャリアプラン決定をおすすめします。
しっかりと自己分析をし、自分に合った働き方を考えていきましょう。
また、産休や育休の取得実績などの福利厚生について確認することは転職においてとても大切です。
福利厚生として制度そのものはあっても、実際は取得しにくい状況があることも考えられます。そのため、その実態については調べていたほうが後々安心です。
福利厚生は働く上でとても重要ですので、募集要項をチェックするだけでなく面接の際にもしっかりと質問できるようにしておくのがいいでしょう。
まとめ
今回は、女性が未経験から不動産業界に転職することについてご紹介しました。
男性のイメージが強い不動産業界ですが、女性が活躍できる可能性もとても高いです。
ご自身の強みを活かせるよう、キャリアプランをしっかりと検討し転職活動に取り組んでくださいね。
このコラムを書いた人
- 大城 直樹
- 不動産キャリア18年。宅地開発・用地仕入からキャリアをスタートし、賃貸まで幅広く経験。賃貸物件の新築提案業務ではデザイナーズ物件のデザインやリノベーションに関わり、各メディアでの掲載実績を持つ。不動産会社退職後、これまで培った人脈を活かし他業種へと転職。現在に至る。 得意分野:不動産全般、デザイナーズ・リノベーション提案などの設計・建築分野
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