資格だけではない建設建築会社にアピールすべきこと
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2020/2/22更新
建築士や宅建などの資格を持っていると、建築・建設業界で働くうえで役立つことが多いです。
そのため、資格を持っていると転職の際にアピールできます。
しかし、建設建築会社から評価されるのは資格だけではありません。
そこで今回は、どのようなことがアピールポイントになるのかを紹介します。
建築建設会社へのアピールポイント コミュニケーション能力
建築・建設業界で働くと多くの人と関わることになります。
同僚や上司はもちろんですが、その他にも取引先や関連会社の社員など、さまざまな立場の人と接する機会があります。
いくら資格を持っていても、1人でできる仕事には限りがあります。
ほとんどの仕事は他の人たちと連携しながら行います。
特に建築現場ではチームワークが非常に大切です。
協力して機材を扱ったりお互いの進捗を把握したりしながら、作業を進める姿勢が求められます。
建築現場以外でも、資材の価格交渉や顧客への工法の説明など、毎日いろいろな打合せが行われています。
話す相手や内容は職種によって異なりますが、コミュニケーションが得意だと有利なのは共通です。
そのため、コミュニケーション能力が高いことをアピールことは大切です。
建築建設会社へのアピールポイント 成長する意欲
建築・建設業界は非常に変化が多いです。
工法や技術は時代とともに進化しますし、資材などの流行も刻々と変わっていきます。
そのため、日々情報を集める努力が必要になります。知識のアップデートを行っていなければ、能力を十分活かせないかもしれません。
職場は学校とは異なり、勉強をするための場所ではありません。
新人研修などはありますが、その後は仕事を通じて学んでいきます。
教えてもらうのを待っている人は、建築・建設業界の第一線で働き続けるのは難しいです。
会社が若手を採用する場合も、将来的には現場監督などのリーダーになってもらいたいと考えています。
リーダーになるには貪欲に知識を吸収して、成長しなければなりません。
受け身ではなく、積極的に成長していく意欲を持っていることは大きなアピールポイントになります。
建築建設会社へのアピールポイント 論理的思考と感性
建物を造るには、論理的な思考を行える必要があります。
強度の基準を満たす構造や、予算内に収まる資材の組み合わせなど、多くのことを計算によって導き出さなければなりません。
計算の過程において、力学や化学などの知識を用いて考える必要もあります。
建物が完成してから変更を加えるのは簡単なことではないです。
そのため着手前の設計において、破綻している部分がないかを論理的に判断できるかが大切です。
また感性も設計に大きな影響を与えます。
建物のデザインを考えることも、設計の重要なポイントだからです。
デザインは顧客や会社の方針に従って行いますが、個人の感性に依存するところも少なくありません。
つまり論理的な思考が得意で、秀でた感性も持っている人材は貴重といえます。
片方だけでなく、両方を持ち合わせていることをアピールするのがおすすめです。
建築建設会社へのアピールポイント 社会貢献の精神
会社は利益を得るために活動するのが当然です。
しかし建築・建設業界で働くなら、利益以外にも大切なものがある点を認識しなければなりません。
それは社会的な責任です。
建築基準法に則って、人々が安心して使える建物を造る責任があります。
利益を追求するあまり、違法建築物を造るなどがあってはなりません。
そのようなことが明るみになると、会社は責任を追及されて結果的に大損害を被ることになるでしょう。
採用担当者は、そのような事態を引き起こす恐れのある人物を採用したいとは思いません。
建築・建設を通じて、社会貢献するつもりであることをアピールすると良いでしょう。
このコラムを書いた人
- いえらぶコラム編集部
- 不動産業界・賃貸物件に関する広報活動を行いながら、現在はいえらぶGROUPのライターとして活動中。おもに、不動産・賃貸物件・税金・片付け・車といった暮らしに関わる記事を執筆しています。
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